空港ラウンジが使えるクレジットカードとは?2026年の最新動向
飛行機での移動が多いビジネスパーソンや旅行好きの方にとって、空港ラウンジの利用はフライト前のひとときを快適に過ごすための大きなメリットです。混雑した搭乗ゲート付近で長時間待つストレスから解放され、静かな空間でドリンクを飲みながらリラックスしたり、仕事をしたりできます。
2026年現在、空港ラウンジが使えるクレジットカードは大きく分けて2つのタイプがあります。
- カードラウンジ対応型:ゴールドカード以上のクレジットカードで利用できる、国内空港を中心とした「カードラウンジ」
- プライオリティパス付帯型:プラチナカードやプレミアムカードに付帯する「プライオリティパス」で利用できる、世界1,600カ所以上の空港ラウンジ
この2つは利用できるラウンジの種類・サービス内容・対応空港数が大きく異なります。本記事では、それぞれの違いを明確にしたうえで、2026年最新のおすすめクレジットカード7選を徹底比較していきます。
近年、プライオリティパスの対象施設は空港ラウンジだけでなく、空港内レストラン・スパ・仮眠室にまで拡大しています。2026年には世界で148の空港内ダイニング施設が対象に加わり、従来のラウンジ以上に使い勝手が向上しています。カード選びの際は「ラウンジ数」だけでなく「対象施設の幅広さ」にも注目しましょう。
空港ラウンジを使うメリット5つ
空港ラウンジの利用は、単なる「待ち時間の快適化」にとどまりません。具体的なメリットを5つ紹介します。
- 静かな環境でリラックスできる:ゆったりしたソファ、静かな空間、無料Wi-Fiが完備されており、搭乗前の時間を有効活用できます。
- 無料のドリンク・軽食が楽しめる:ソフトドリンクやアルコール、スナックなどが無料で提供されます。プライオリティパス対応ラウンジではビュッフェ形式の食事が用意されていることも。
- 電源・Wi-Fi完備で仕事ができる:出張の合間にメール対応や資料作成を行えるため、ビジネスパーソンには特に重宝されます。
- シャワー・仮眠室が使える場合も:長距離フライト前後のリフレッシュに最適。早朝便や深夜便の際に大きなメリットです。
- 搭乗遅延時のストレス軽減:フライト遅延時でも快適に過ごせるため、予定変更によるストレスを最小限に抑えられます。
2026年のラウンジ利用動向と変化
コロナ禍以降、空港ラウンジの利用者数は急速に回復しました。2026年現在、プライオリティパスの会員数は全世界で推定2,000万人以上に到達しており、一部の人気ラウンジでは混雑が課題になっています。
この混雑対策として、プライオリティパスは事前予約制を導入するラウンジを増やしています。2026年時点で約300カ所以上のラウンジが予約対応しており、確実にラウンジを利用したい方はアプリからの事前予約がおすすめです。
また、ラウンジだけでなく空港内レストランやカフェでの食事クレジット(1回あたり約3,500〜4,000円相当)として使える施設も増加中。ラウンジが満席だった場合の代替手段としても活用できるため、実質的な利用価値はさらに高まっています。
プライオリティパスとは?3つのランクと仕組みを徹底解説
空港ラウンジ利用で最もよく耳にするのが「プライオリティパス(Priority Pass)」です。1992年にイギリスで設立されたCollinson Group が運営する世界最大級の空港ラウンジプログラムで、2026年現在、世界148カ国・600以上の都市・1,600カ所以上の空港ラウンジや空港施設を利用できます。
プライオリティパスの3つのランク
プライオリティパスには3つの会員ランクがあります。個人で直接申し込む場合の年会費と利用料金を比較してみましょう。
| 項目 | スタンダード | スタンダード・プラス | プレステージ |
|---|---|---|---|
| 年会費(個人申込) | 99米ドル | 329米ドル | 469米ドル |
| ラウンジ利用料/回 | 35米ドル | 10回まで無料 以降35米ドル |
無料(回数無制限) |
| 同伴者料金/回 | 35米ドル | 35米ドル | 35米ドル |
| おすすめの人 | 年1〜2回の海外旅行者 | 年3〜8回程度の利用者 | 年10回以上利用するヘビーユーザー |
ここで重要なのが、クレジットカード付帯のプライオリティパスなら年会費が実質無料という点です。多くのプラチナカード・プレミアムカードでは、最上位の「プレステージ会員」が無料で付帯するため、個人で申し込むよりも圧倒的にお得です。
プレステージ会員を個人で申し込むと年間469米ドル(約7万円)。一方、プライオリティパスが付帯するクレジットカードの年会費は2〜3万円台からあり、カード自体の特典(旅行保険・ポイント還元など)も含めて考えると、カード付帯のほうが圧倒的にコストパフォーマンスに優れています。
プライオリティパスで利用できる施設の種類
「プライオリティパス=空港ラウンジ」というイメージが強いですが、実は利用できる施設は多岐にわたります。
- 空港ラウンジ:メインの利用先。ドリンク・軽食・Wi-Fi・電源が利用可能
- 空港内レストラン・カフェ:指定金額(通常3,500〜4,000円相当)までの飲食が無料
- スパ・リラクゼーション施設:マッサージやリフレッシュサービスが利用可能
- 仮眠・休憩施設:トランジット時や深夜便の際に便利
- 空港内ショップ割引:一部の空港内店舗で割引特典あり
プライオリティパスの使い方(スマホアプリ対応)
2026年現在、プライオリティパスの利用方法は非常に簡単です。
- アプリをダウンロード:「Priority Pass」アプリ(iOS/Android対応)をインストール
- 会員情報を登録:クレジットカード付帯の場合、カード会社から届く会員番号を登録
- ラウンジを検索・予約:アプリで目的の空港のラウンジを検索し、必要に応じて予約
- ラウンジ受付でQRコードを提示:アプリのデジタル会員証(QRコード)を見せるだけで入室可能
以前はプラスチック製の会員カードが必要でしたが、現在はスマホアプリだけで完結します。カードの到着を待たずに、登録完了後すぐに利用開始できるのも嬉しいポイントです。
なお、プレミアムカードを複数枚お持ちの方は、大切なカードを安全に管理するために本革製のカードホルダーを用意しておくと、ラウンジ受付でもスマートに対応できるのでおすすめです。
カードラウンジ vs プライオリティパスラウンジ:何が違う?
「空港ラウンジが使えるクレジットカード」と一口に言っても、利用できるラウンジには「カードラウンジ」と「プライオリティパスラウンジ(航空会社ラウンジ含む)」の2種類があり、サービス内容に大きな差があります。
カードラウンジの特徴
カードラウンジは、ゴールドカード以上のクレジットカードを提示すれば無料で利用できるラウンジです。主に国内の主要空港に設置されています。
- 設置場所:国内主要28空港+ハワイ(ダニエル・K・イノウエ国際空港)
- 提供サービス:ソフトドリンク(コーヒー・ジュース等)、新聞・雑誌、Wi-Fi、電源
- アルコール:有料または提供なしの場合が多い
- 食事:基本的になし(おつまみ程度の場合あり)
- 利用時間:通常2〜3時間まで
プライオリティパスラウンジの特徴
プライオリティパスで利用できるラウンジは、カードラウンジとは一線を画すサービスレベルです。
- 設置場所:世界148カ国・1,600カ所以上(国内は成田・羽田・関西・中部など)
- 提供サービス:ビュッフェ形式の食事、アルコール(ビール・ワイン・カクテル等)、Wi-Fi、電源、新聞・雑誌
- シャワー:多くのラウンジで利用可能
- ビジネス設備:プリンター、会議室、電話ブースなどを備えるラウンジも
- 利用時間:通常3時間まで(一部制限なし)
2つのラウンジの比較表
| 比較項目 | カードラウンジ | プライオリティパスラウンジ |
|---|---|---|
| 利用条件 | ゴールドカード以上 | プライオリティパス会員 |
| 対応空港数 | 国内約28空港+ハワイ | 世界1,600カ所以上 |
| ドリンク | ソフトドリンク無料 | アルコール含め無料 |
| 食事 | なし〜軽食程度 | ビュッフェ形式の食事あり |
| シャワー | 一部のみ(有料も) | 多くのラウンジで無料 |
| 海外対応 | ほぼ非対応 | 世界148カ国対応 |
| 必要な年会費目安 | 年1万円前後〜 | 年2万円前後〜 |
| おすすめの人 | 国内出張が多い人 | 海外渡航が多い人 |
「ゴールドカードを持っているからプライオリティパスラウンジも使える」と勘違いしている方が少なくありません。ゴールドカードで利用できるのは基本的に「カードラウンジ」のみです。プライオリティパスラウンジを利用するには、プライオリティパスが付帯するプラチナカード以上のカードか、別途プライオリティパスへの個人入会が必要です。
【2026年最新】空港ラウンジが使えるおすすめクレジットカード7選
ここからは、空港ラウンジ利用に最適なクレジットカードを「カードラウンジ対応」と「プライオリティパス付帯」に分けて7枚厳選してご紹介します。
【カードラウンジ対応】コスパ重視のゴールドカード3選
まずは、年会費を抑えつつ国内空港のカードラウンジを利用できるゴールドカードです。
① 三井住友カード ゴールド(NL)
- 年会費:5,500円(税込)※年間100万円以上の利用で翌年以降永年無料
- ラウンジ:国内主要空港のカードラウンジ
- ポイント還元率:0.5〜7%(対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済)
- 旅行保険:海外最高2,000万円(利用付帯)
- 特徴:年間100万円の修行で永年無料化可能。コスパ最強のゴールドカード
② JCBゴールド
- 年会費:11,000円(税込)※初年度無料(オンライン入会)
- ラウンジ:国内主要空港+ハワイのカードラウンジ
- ポイント還元率:0.5〜10%(JCB ORIGINAL SERIESパートナー店)
- 旅行保険:海外最高1億円(利用付帯)
- 特徴:2年連続で年間100万円以上の利用でJCBゴールド ザ・プレミアに招待。プライオリティパスへのステップアップが狙える
③ エポスゴールドカード
- 年会費:5,000円(税込)※インビテーション or 年間50万円以上利用で永年無料
- ラウンジ:国内主要空港のカードラウンジ
- ポイント還元率:0.5〜1.5%(選べるポイントアップショップで最大3倍)
- 旅行保険:海外最高5,000万円(自動付帯)
- 特徴:年会費無料化のハードルが低い。海外旅行保険が自動付帯で、旅行初心者にも安心
【プライオリティパス付帯】海外で真価を発揮するプレミアムカード4選
続いて、プライオリティパスが付帯するプラチナ・プレミアムクラスのカードです。
④ 楽天プレミアムカード
- 年会費:11,000円(税込)
- プライオリティパス:プレステージ会員が無料付帯(年間利用回数に制限あり・2025年改定後は年5回まで)
- ポイント還元率:1.0〜5.0%(楽天市場で最大5倍)
- 旅行保険:海外最高5,000万円(自動付帯)
- 特徴:プライオリティパス付帯カードとして最安クラスの年会費。ただし2025年の改定で年間利用回数に制限が設けられた点に注意
楽天プレミアムカードのプライオリティパスは、2025年の改定により年間の無料利用回数が5回までに制限されています。6回目以降は1回あたり35米ドルの利用料が発生します。年に6回以上ラウンジを利用する方は、他のカードも検討しましょう。
⑤ セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
- 年会費:22,000円(税込)
- プライオリティパス:プレステージ会員が無料付帯(回数無制限)
- ポイント還元率:0.5〜1.0%(海外利用で2倍)
- 旅行保険:海外最高1億円(利用付帯)
- 特徴:プライオリティパスが回数無制限で使える中ではコスパ最強。ビジネスカードだが個人でも申込可能
⑥ 三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
- 年会費:22,000円(税込)
- プライオリティパス:プレステージ会員が無料付帯(回数無制限)
- ポイント還元率:0.5〜5.5%(グローバルPLUS適用時)
- 旅行保険:海外最高1億円(自動付帯)
- 特徴:コンシェルジュサービス付き。プラチナカードとしてはリーズナブルな年会費で充実した特典
⑦ JCBプラチナ
- 年会費:27,500円(税込)
- プライオリティパス:プレステージ会員が無料付帯(回数無制限)
- ポイント還元率:0.5〜10%(JCB ORIGINAL SERIESパートナー店)
- 旅行保険:海外最高1億円(利用付帯)
- 特徴:24時間365日対応のコンシェルジュデスク、グルメ・ベネフィット(レストラン1名無料)など、プライオリティパス以外の特典も充実
「年間のラウンジ利用回数」と「同伴者の有無」で最適なカードが変わります。年5回以内なら楽天プレミアムカード(年会費11,000円)が最安。年6回以上なら回数無制限のセゾンプラチナ・ビジネスAMEX(年会費22,000円)がコスパ最強です。家族同伴が多い方は、家族カードにもプライオリティパスが付帯するかどうかも要チェックです。
空港ラウンジ付きクレジットカードの選び方:5つのチェックポイント
ここまで紹介してきたカードの中から自分に最適な1枚を選ぶために、確認すべき5つのチェックポイントを解説します。
① 年間の海外渡航回数で選ぶ
最も重要な判断基準は、年間の海外渡航回数(=ラウンジ利用回数)です。
- 年0〜2回(国内出張メイン):ゴールドカードのカードラウンジで十分 → 三井住友カード ゴールド(NL)、エポスゴールドカード
- 年2〜5回(年数回の海外旅行・出張):プライオリティパス付帯カード(回数制限あり可) → 楽天プレミアムカード
- 年6回以上(頻繁な海外渡航):プライオリティパス回数無制限のカード → セゾンプラチナ・ビジネスAMEX、三菱UFJプラチナAMEX
② 同伴者の料金を確認する
プライオリティパスでは、同伴者は1名あたり約35米ドル(約5,000〜5,500円)の料金が発生するのが一般的です。家族旅行が多い方は、この同伴者費用がかさむ可能性があります。
対策としては以下の方法があります。
- 家族カードにもプライオリティパスが付帯するカードを選ぶ(例:アメックス・プラチナは家族カード4枚まで無料でそれぞれプライオリティパス付帯)
- 夫婦それぞれがプライオリティパス付帯カードを持つ
- 同伴者が子供の場合、年齢制限(2〜12歳は割引・2歳未満は無料など)を確認する
③ ラウンジ以外の付帯特典を比較する
空港ラウンジだけでなく、旅行保険・コンシェルジュサービス・ポイント還元率なども総合的に比較しましょう。年会費が高いカードほど付帯特典は充実しますが、使わない特典が多ければ意味がありません。
④ 対応している空港・ラウンジを確認する
よく利用する空港にプライオリティパス対応ラウンジがあるかどうかも重要です。プライオリティパスのアプリや公式サイトで、目的地の空港のラウンジ情報(場所・営業時間・サービス内容)を事前に確認しましょう。
特に日本国内の空港では、プライオリティパスで利用できるラウンジはまだ限られています。国内利用がメインの方はカードラウンジ対応のゴールドカードのほうが実用的な場合もあります。
⑤ 年会費と利用頻度のバランスを計算する
最終的に重要なのはコストパフォーマンスです。具体的な計算例を見てみましょう。
【計算例】年間8回プライオリティパスラウンジを利用する場合
- 個人でプレステージ会員に加入:469米ドル(約70,000円)/年
- 楽天プレミアムカード:年会費11,000円 + 超過3回分 × 35米ドル(約5,250円)= 約26,750円
- セゾンプラチナ・ビジネスAMEX:年会費22,000円(回数無制限)
この場合、セゾンプラチナ・ビジネスAMEXが年間約22,000円で最もお得という結果に。年会費だけでなく、ラウンジ利用の都度費用も含めたトータルコストで比較することが大切です。
国内・海外の主要空港ラウンジ利用ガイド
実際に空港ラウンジを利用する際に知っておくべき情報を、国内と海外に分けてご紹介します。
国内主要空港のラウンジ事情
日本国内の空港では、カードラウンジとプライオリティパスラウンジの両方が利用できる空港があります。主要空港の状況をまとめました。
成田国際空港
- カードラウンジ:「IASS Executive Lounge」(第1・第2ターミナル)
- プライオリティパス対応:「I.A.S.S Superior Lounge」「narita Premier Lounge」など
- おすすめ:プライオリティパス対応のラウンジではアルコールや軽食が充実
羽田空港(国際線ターミナル)
- カードラウンジ:「SKY LOUNGE」「SKY LOUNGE ANNEX」など
- プライオリティパス対応:「TIAT LOUNGE」など
- おすすめ:深夜便利用時はプライオリティパスラウンジのシャワーが重宝する
関西国際空港
- カードラウンジ:「六甲」「金剛」「アネックス六甲」
- プライオリティパス対応:「KIXエアポートラウンジ」や空港内レストラン(ぼてぢゅう等)
- おすすめ:関空の「ぼてぢゅう」はプライオリティパスで3,400円分の食事が無料になる人気スポット
海外の人気プライオリティパスラウンジ
海外のプライオリティパスラウンジは、日本のカードラウンジとは比較にならないほど充実した施設が多いのが特徴です。特に人気の高いラウンジをピックアップします。
仁川国際空港(韓国)- Matina Lounge
韓国料理を含むビュッフェが充実。シャワー完備で、トランジット時にも最適です。
チャンギ国際空港(シンガポール)- SATS Premier Lounge
アジア料理中心のビュッフェ、バーカウンター、シャワー完備。世界でも屈指の評価を誇るラウンジです。
スワンナプーム国際空港(タイ)- Miracle Lounge
複数のラウンジがプライオリティパスに対応。タイ料理のビュッフェやマッサージサービスが楽しめます。
ヒースロー空港(イギリス)- Plaza Premium Lounge
各ターミナルに複数設置されている大型ラウンジ。ホットミール、アルコール、シャワーが完備されています。
乗り継ぎ(トランジット)の際は、出発地と経由地の両方でラウンジを利用できます。例えば、成田→バンコク(経由)→ロンドンの旅程なら、成田・バンコク・ロンドンの3カ所でラウンジ利用が可能。長距離フライトの疲れを軽減するために、経由地でシャワーを浴びてリフレッシュするのがおすすめです。
海外出張や旅行の際は、荷物の管理も重要です。TSAロック付きのスーツケースがあれば、アメリカを含む海外渡航時のセキュリティチェックもスムーズ。ゴールドカード付帯の旅行保険とあわせて活用すれば、万一のトラブルにも安心です。
よくある質問(FAQ)
Q1. ゴールドカードがあればプライオリティパスラウンジも使えますか?
いいえ、基本的には使えません。ゴールドカードで利用できるのは「カードラウンジ」と呼ばれる、クレジットカード会社が提携している空港ラウンジです。プライオリティパスの対象ラウンジを利用するには、プライオリティパスが付帯するプラチナカード以上のカードを持つか、プライオリティパスに個人で加入する必要があります。ただし、一部のゴールドカード(楽天プレミアムカードなど、実質ゴールドクラスの年会費でプライオリティパスが付くカード)は例外です。
Q2. プライオリティパスは家族も一緒に使えますか?
同伴者として利用可能ですが、1名あたり約35米ドル(約5,000〜5,500円)の料金が発生します。家族カードにもプライオリティパスが付帯するカード(例:アメックス・プラチナ)を選べば、家族それぞれが会員として無料利用できます。子供については、2歳未満は無料、2〜12歳は割引料金(ラウンジにより異なる)となる場合があります。事前にプライオリティパスのアプリで各ラウンジの同伴者ポリシーを確認しましょう。
Q3. プライオリティパスラウンジは事前予約が必要ですか?
必須ではありませんが、予約できるラウンジが増えています。2026年現在、約300カ所以上のラウンジが事前予約に対応しています。特に人気空港のラウンジ(ロンドン・ヒースロー、シンガポール・チャンギなど)は混雑しやすいため、プライオリティパスのアプリから事前予約しておくのがおすすめです。予約なしでも利用できますが、満席の場合は入室を断られることがあります。
Q4. 国内線のみの利用でもプライオリティパスは必要ですか?
国内線のみの利用なら、ゴールドカードのカードラウンジで十分な場合がほとんどです。日本国内でプライオリティパスが使えるラウンジは成田・羽田・関西・中部などの国際線エリアが中心です。国内線専用ターミナルではプライオリティパス対応ラウンジがない空港もあるため、国内出張がメインの方は年会費の安いゴールドカードでカードラウンジを利用するほうがコスパが良いでしょう。
Q5. プライオリティパスのデジタル会員証だけで入室できますか?
はい、2026年現在はほぼすべてのラウンジでデジタル会員証(アプリのQRコード)のみで入室可能です。プラスチック製の物理カードは不要です。ただし、一部の小規模ラウンジや通信環境が悪い地域では物理カードの提示を求められる場合もあるため、念のため物理カードも持参しておくと安心です。カード会社によっては物理カードの発行に2〜3週間かかる場合があるので、海外渡航の予定がある方は早めに手続きしましょう。
Q6. クレジットカードを解約するとプライオリティパスも使えなくなりますか?
はい、カードを解約するとプライオリティパスの会員資格も失われます。クレジットカード付帯のプライオリティパスは、カードの有効期間中のみ有効です。カードを解約・切り替えした場合、プライオリティパスの会員番号も無効になるため、アプリのデジタル会員証も使えなくなります。旅行直前のカード切り替えには十分注意してください。
Q7. LCC(格安航空会社)利用時でもプライオリティパスラウンジは使えますか?
はい、利用できます。プライオリティパスの利用条件に航空会社の指定はありません。LCCでもフルサービスキャリアでも、当日の搭乗券(またはモバイルチケット)とプライオリティパスの会員証があれば利用可能です。ただし、LCCが発着するターミナルにプライオリティパス対応ラウンジがない空港もあるので、事前に確認しておきましょう。
空港ラウンジをもっと快適に使うための5つのコツ
せっかく空港ラウンジを利用するなら、より快適に過ごすためのコツをプロの視点からお伝えします。
コツ① 出発の2〜3時間前に到着してゆっくり過ごす
ラウンジを十分に楽しむためには、搭乗時間の2〜3時間前には空港に到着しておきましょう。チェックイン・保安検査を済ませた後にラウンジに入れば、1〜2時間はゆっくり過ごせます。ギリギリの到着ではラウンジに寄る時間がなくなり、せっかくのカード特典を活かせません。
コツ② アプリで混雑状況を事前チェック
プライオリティパスのアプリでは、一部のラウンジのリアルタイム混雑状況を確認できます。混雑している場合は、同じ空港内の別のプライオリティパス対応施設(レストランなど)を利用するという選択肢もあります。
コツ③ シャワーを活用してリフレッシュ
長距離フライトの前後にシャワーを浴びると、体力的にも精神的にもリフレッシュできます。特に早朝便や深夜便の際は、シャワー付きのラウンジを積極的に活用しましょう。タオルやアメニティは用意されていることがほとんどです。
コツ④ 食事はラウンジで済ませてコスト削減
プライオリティパスラウンジでは食事(ビュッフェ形式)が無料で提供されるため、空港内のレストランで食事をするよりも大幅にコスト削減できます。特に海外の空港内レストランは価格が高いことが多いので、ラウンジでしっかり食べてからフライトに臨むのがおすすめです。
コツ⑤ ラウンジのビジネス設備を活用する
ビジネスパーソンなら、ラウンジのプリンター・コピー機・FAXなどを活用しましょう。急な資料の印刷やスキャンが必要な場面で、これらの設備が無料で使えるのは大きなメリットです。静かな環境でのオンライン会議(電話ブース利用)も可能なラウンジが増えています。
多くのラウンジでは利用時間は最大3時間に制限されています。制限を超えると追加料金が発生する場合があるため、入室時間を記録しておきましょう。また、混雑時には新規入室を制限することもあるため、ピークタイム(出発便が集中する時間帯)を避けるか、事前予約を活用するのがおすすめです。
まとめ:自分に最適な空港ラウンジカードを選ぼう
ここまで、空港ラウンジが使えるクレジットカードについて、プライオリティパスの仕組みからカード比較、選び方のポイントまで徹底解説してきました。最後に、重要ポイントをまとめます。
- カードラウンジ(ゴールドカードで利用可能)とプライオリティパスラウンジ(プラチナカード以上で利用可能)は別物。サービス内容に大きな差がある
- プライオリティパスは世界1,600カ所以上の空港ラウンジ・レストラン・スパなどが利用できる会員プログラム。クレジットカード付帯なら年会費実質無料
- 国内利用がメインなら、年会費5,000〜11,000円のゴールドカードでカードラウンジ利用が十分
- 海外渡航が年5回以内なら、楽天プレミアムカード(年会費11,000円)がコスパ最強
- 海外渡航が年6回以上なら、セゾンプラチナ・ビジネスAMEX(年会費22,000円・回数無制限)が最適
- 家族での利用が多い場合は、家族カードへのプライオリティパス付帯の有無を確認
- プライオリティパスのアプリを活用して事前予約・混雑チェックを行うと、快適なラウンジ体験ができる
- 2026年現在、プライオリティパスの対象施設はラウンジだけでなくレストラン・スパ・仮眠室にまで拡大中
空港ラウンジの利用は、旅行や出張の質を大きく向上させてくれます。自分の利用スタイル(渡航頻度・国内/海外・同伴者の有無)に合った最適な1枚を選んで、快適な空港時間を手に入れましょう。
まだゴールドカードやプラチナカードをお持ちでない方は、まずは年会費の安いゴールドカードから始めてカードラウンジを体験してみてください。一度ラウンジの快適さを知ると、もう普通の待合スペースには戻れなくなるはずです。
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