飛行機に乗らなくてもANAマイルは年間10万マイル貯まる
「マイルを貯めるには飛行機にたくさん乗らないといけない」——そう思っていませんか?実は2026年現在、飛行機に一度も乗らなくても年間10万マイル以上を貯めている人が数多く存在します。彼らは「陸マイラー」と呼ばれ、クレジットカードの活用やポイントサイト経由の案件消化、日常生活の支払い最適化によって、大量のANAマイルを獲得しています。
年間10万マイルあれば、ハワイ往復ビジネスクラス(1人分)や、国内線往復×6〜7回分に相当します。家族旅行であっても、2〜3年計画で貯めれば夢のファーストクラスも現実的に手が届くのです。
この記事では、筆者自身が陸マイラーとして3年連続で年間10万マイル超えを達成した経験を基に、2026年最新のルートと具体的な手順を余すところなく解説します。初心者の方でも今日から始められるよう、ステップバイステップでお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。
・東京⇔沖縄 往復:約7回分(レギュラーシーズン片道7,500マイル)
・東京⇔ホノルル エコノミー往復:約2.5回分(レギュラーシーズン往復40,000マイル)
・東京⇔ホノルル ビジネスクラス往復:約1.5回分(レギュラーシーズン往復65,000マイル)
・東京⇔パリ エコノミー往復:約2回分(レギュラーシーズン往復55,000マイル)
そもそも「陸マイラー」とは?
陸マイラーとは、飛行機のフライトに頼らず、地上(陸)での活動を通じてマイルを貯める人のことです。英語では "Ground Miler" とも呼ばれますが、日本独自の文化として発展してきました。
陸マイラーの主な手法は以下の3つに大別されます。
- クレジットカード決済:日常の支払いをマイルが貯まるカードに集約
- ポイントサイト活用:ポイントサイトで獲得したポイントをマイルに交換
- 各種キャンペーン・サービス利用:ANAの提携サービスやキャンペーンで直接マイルを獲得
これら3つを組み合わせることで、一般的なサラリーマンや主婦の方でも、無理なく年間10万マイルの壁を突破できます。
2026年の陸マイラー事情:何が変わった?
陸マイラーを取り巻く環境は毎年変化しています。2026年現在の主な変更点・トレンドをまとめます。
- JQみずほルートの定着:JRキューポ経由の交換ルートが安定し、多くの陸マイラーの主力ルートに
- ポイントサイトの高額案件増加:クレジットカード発行やFX口座開設の案件単価が上昇傾向
- ANA Pay・タッチ決済の普及:スマホ決済でもマイルが効率的に貯まる環境が整備
- マイル特典航空券の必要マイル数変動制導入:需要に応じて必要マイル数が変動するため、計画的な貯め方がより重要に
以下では、これらの最新動向を踏まえた具体的な実践方法を解説していきます。
【最重要】ポイントサイト活用で年間5〜7万マイルを稼ぐ
陸マイラーにとって最大のマイル獲得源となるのが、ポイントサイトの活用です。ポイントサイトとは、サイトを経由してサービスを申し込むことでポイントが付与される仕組みのこと。獲得したポイントを特定のルートでANAマイルに交換することで、大量のマイルを手にすることができます。
おすすめポイントサイト3選
2026年現在、陸マイラーが特に活用しているポイントサイトは以下の3つです。
| ポイントサイト | 特徴 | マイル交換先 | 案件数 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| モッピー | 案件の還元率が業界最高水準。クレカ案件に強い | JQみずほルート対応 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ハピタス | ネットショッピング案件が豊富。初心者にも使いやすい | 各種交換先あり | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| ポイントインカム | ボーナス制度が充実。長期利用でお得度UP | 各種交換先あり | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
筆者のおすすめは「モッピー」と「ハピタス」の2サイト併用です。同じ案件でもサイトによって還元率が異なるため、比較して高い方を選ぶことで獲得ポイントを最大化できます。
高額案件の具体例と獲得ポイント
ポイントサイトには数百円の案件から数万円相当の案件まで様々ありますが、陸マイラーが狙うべきは1件あたり5,000〜20,000ポイント以上の高額案件です。以下は2026年時点での代表的な案件と獲得ポイント目安です。
- クレジットカード新規発行:5,000〜25,000ポイント(年会費無料カードでも高還元のものあり)
- FX口座開設+取引:10,000〜30,000ポイント(最低取引条件あり)
- 証券口座開設:5,000〜15,000ポイント
- 不動産投資面談:20,000〜50,000ポイント(条件が厳しいが超高額)
- 保険の無料相談:5,000〜10,000ポイント
- 動画配信サービス無料体験:500〜2,000ポイント
・クレジットカード発行:月1枚 × 平均8,000pt × 12ヶ月 = 96,000pt
・FX口座開設:年3回 × 平均15,000pt = 45,000pt
・その他案件(保険相談・サービス申込等):年間20,000pt
・ネットショッピング経由:年間10,000pt
合計:約171,000pt → ANAマイル換算 約120,000マイル(交換レート70%の場合)
※あくまで理論値です。実際は案件の出現タイミングや条件によって変動します
ポイントサイト利用時の注意点
- クレジットカードの発行しすぎに注意:短期間に多数のカードを申し込むと審査に通りにくくなります。月1枚、多くても2枚までを目安にしましょう
- ポイント付与条件をよく確認:「初回利用○円以上」「口座開設後○日以内に取引」など条件を満たさないとポイントが付与されません
- FX案件はリスクを理解した上で:最低取引で済ませることが基本ですが、為替変動で数百円〜数千円の損失が出る可能性があります
- 不要なサービスは無料期間中に解約:月額サービスの無料体験案件は、解約忘れに注意してください
ANAマイルが貯まる最強クレジットカードの選び方
陸マイラーの「第二の武器」が、日常の支払いでマイルが貯まるクレジットカードです。年間の生活費をすべてマイル系カードで支払うことで、追加の労力なしに大量のマイルを獲得できます。
陸マイラー向けANAカード比較
ANAマイルを直接貯められるカードの中から、陸マイラーに特におすすめのカードを比較します。
| カード名 | 年会費(税込) | 通常還元率 | マイル移行手数料 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ANA VISA ワイドゴールドカード | 15,400円 | 1.0% | 無料 | マイル移行手数料無料。バランスの良い万能カード |
| ANAアメックスゴールド | 34,100円 | 1.0%(ANA便利用で1.5倍) | 無料 | ANA関連の利用でボーナスマイル。空港ラウンジ無料 |
| ソラチカカード(一般) | 2,200円(初年度無料) | 0.5%(10マイルコース加入で1.0%) | 5,500円/年 | 東京メトロ利用でもマイルが貯まる。通勤者向き |
| ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード | 2,200円(初年度無料) | 0.5%〜1.0% | 6,600円/年(10マイルコース) | TOKYU POINTとの二重取りが可能 |
| ANA JCBカード プレミアム | 77,000円 | 1.3% | 無料 | 最高還元率。プライオリティパス付帯。上級者向け |
コスパ最強は「ANA VISA ワイドゴールドカード」
陸マイラーに最も人気が高いのがANA VISA ワイドゴールドカードです。その理由は明確です。
- マイル移行手数料が無料:一般カードでは年間5,500〜6,600円の移行手数料がかかるが、ゴールドは無料
- 基本還元率1.0%:100円の利用につき1マイル相当が貯まる
- ボーナスマイル:入会時・継続時に2,000マイル、搭乗時に25%ボーナス
- 海外旅行保険が自動付帯:利用条件なしで最高5,000万円の補償
- 年会費は実質的にペイ:年間150万円以上の決済があれば、一般カード+移行手数料よりお得
年間の生活費(家賃・光熱費・通信費・食費・保険料など)を合計すると、多くの方が年間200〜400万円程度のカード決済が可能です。仮に年間300万円をこのカードで決済すれば、それだけで約30,000マイルを獲得できます。
サブカードの戦略的活用
メインカード1枚だけでは還元率を最大化できないケースもあります。そこで活用したいのがサブカードです。
① 特定店舗で高還元のカード
特定のコンビニやスーパーで還元率が5〜7%になるカードをサブとして持ち、対象店舗ではそちらを使います。貯まったポイントはANAマイルに交換できるルートがある場合に限り有効です。
② 電子マネーチャージ用カード
ANA Payやモバイルスイカへのチャージでポイントが付くカードを活用することで、二重取り・三重取りが可能になります。
ちなみに、複数のカードや搭乗券、パスポートを管理するなら、旅行用パスポートウォレットがあると非常に便利です。カード・パスポート・現金・搭乗券をまとめて管理でき、空港でのスムーズな移動に役立ちます。
決済額を増やす合法テクニック
「そんなにカード決済する機会がない」という方のために、決済額を増やすテクニックをいくつか紹介します。
- 固定費のカード払い化:電気・ガス・水道・通信費・保険料・家賃(対応物件の場合)をすべてカード払いに切り替え
- 税金のカード払い:固定資産税・自動車税・所得税などもクレジットカードで支払い可能(手数料との比較は必要)
- 家族の買い物を集約:家族カードを発行し、家族全員の支出を1つのアカウントに集約
- ふるさと納税:クレジットカード決済可能なふるさと納税で、返礼品を受け取りながらマイルも獲得
・年間200万円決済 → 20,000マイル
・年間300万円決済 → 30,000マイル
・年間400万円決済 → 40,000マイル
・年間500万円決済 → 50,000マイル
※ボーナスマイル(入会・継続)を含めるとさらに上乗せ
ポイント交換ルートを完全攻略:最も高レートでANAマイルに変える方法
ポイントサイトで大量のポイントを獲得しても、ANAマイルへの交換ルートを間違えると、マイル数が大幅に目減りしてしまいます。ここでは2026年現在の最適な交換ルートを徹底解説します。
2026年の主要交換ルート一覧
ポイントサイトからANAマイルへの主な交換ルートは以下の通りです。
① JQみずほルート(交換率70%)
モッピーなどのポイントサイト → JRキューポ → 永久不滅ポイント → ANAマイル
交換レート:10,000ポイント → 7,000ANAマイル(70%)
2026年現在、最も多くの陸マイラーが利用しているメインルートです。JQ CARDセゾンとみずほマイレージクラブカード/ANAが必要になります。
② nimocaルート(交換率70%)
ポイントサイト → nimocaポイント → ANAマイル
交換レート:10ポイント → 7ANAマイル(70%)
九州・函館にあるnimocaポイント交換機での手続きが必要な点がネックですが、交換率は優秀です。
③ TOKYU ルート(交換率75%)
モッピー → TOKYU POINT → ANAマイル
交換レート:1,000TOKYU POINT → 750ANAマイル(75%)
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードが必要。交換率が最も高いルートの一つですが、月間の交換上限に注意が必要です。
④ 直接交換ルート(交換率50%前後)
多くのポイントサイトからANAマイルに直接交換も可能ですが、交換率は50%程度と低めです。手軽ですが、大量マイル獲得を目指すなら避けたいルートです。
最適ルートの選び方
どのルートを使うべきかは、以下の基準で判断しましょう。
- 交換率重視 → TOKYU ルート(75%)またはJQみずほルート(70%)
- 手間を最小化したい → JQみずほルート(すべてオンラインで完結)
- 九州・函館在住 → nimocaルート(交換機が近くにある場合)
- 少額・急ぎ → 直接交換(交換率は低いが即日〜数日で反映)
- 交換ルートに必要なカードを事前に準備:JQみずほルートにはJQ CARDセゾンとみずほマイレージクラブカード/ANAが必要です。カード発行には2〜3週間かかるため、早めに準備しましょう
- 交換には時間がかかる:ルートによっては中継ポイントを経由するため、最終的にANAマイルに反映されるまで1〜2ヶ月かかることがあります
- ポイントの有効期限に注意:中継ポイントにも有効期限があるため、交換を始めたら最後まで速やかに完了させましょう
交換ルート用カードの維持コスト
高レートの交換ルートを利用するためには、専用のクレジットカードが必要です。これらのカードの維持コストも考慮に入れましょう。
- JQ CARDセゾン:年会費1,375円(初年度無料、年1回利用で翌年無料)→ 実質無料で維持可能
- みずほマイレージクラブカード/ANA:年会費無料
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード:年会費2,200円(初年度無料)
つまり、年間数千円の維持コストで、ポイント交換率を50%から70〜75%に引き上げられます。年間10万ポイントを交換する場合、50%ルートでは5万マイル、70%ルートでは7万マイルとなり、その差は2万マイル(国内線往復2〜3回分)にもなります。カード維持費は十分にペイする投資です。
日常生活のあらゆる場面でマイルを貯める実践テクニック
ポイントサイトとクレジットカードに加えて、日常生活のちょっとした工夫でさらにマイルを上乗せできます。「チリも積もれば山となる」——年間で見ると数千〜1万マイルの差が生まれます。
ANAマイレージモール経由のネットショッピング
ANAマイレージモールは、ANA公式のポイントモールサイトです。ここを経由してネットショッピングをするだけで、クレジットカードのマイルとは別に追加のマイルがもらえます。
主な提携ショップと獲得マイル(2026年時点の目安):
- Amazon:200円=1マイル(0.5%)※対象カテゴリ限定の場合あり
- 楽天市場:200円=1マイル(0.5%)
- Yahoo!ショッピング:200円=1マイル(0.5%)
- じゃらん:200円=1マイル(0.5%)
- 一休.com:200円=1マイル(0.5%)
年間のネットショッピングが50万円であれば、約2,500マイルの追加獲得になります。マイレージモールを経由するだけの簡単な作業なので、必ず習慣化しましょう。
ANA Pay・電子マネーの活用
ANA PayはANAが提供するスマホ決済サービスで、利用額に応じてマイルが貯まります。さらに、クレジットカードからANA Payにチャージする際にもカードのポイントが付く場合があり、二重取りが可能です。
具体的な二重取りの流れ:
- ANA VISA ワイドゴールドカードからANA Payにチャージ → カードのマイル獲得
- ANA Payで支払い → ANA Payのマイル獲得
これにより、通常1.0%の還元率が実質1.5%前後にアップします。コンビニやスーパーなどの日常的な少額決済ではANA Payを積極的に使いましょう。
ANAカードマイルプラス加盟店の活用
ANAカードで支払うと通常のカードマイルに加えて追加マイルがもらえる「ANAカードマイルプラス」加盟店があります。
- セブン-イレブン:200円=1マイル追加
- マツモトキヨシ:200円=1マイル追加
- スターバックス(カードチャージ):100円=1マイル追加
- ENEOS:200円=1マイル追加
- 大丸・松坂屋:200円=1マイル追加
通常の1.0%に加えて0.5%〜1.0%が追加されるため、対象店舗では還元率1.5%〜2.0%でマイルが貯まります。普段使いのコンビニやガソリンスタンドが含まれているので、意識的にこれらの店舗を利用しましょう。
その他の細かいマイル獲得テクニック
- ANAマイレージクラブアプリ:ログインボーナスやミッションクリアで毎月数十マイル獲得
- ANAアンケート:ANA公式のアンケートに回答してマイル獲得
- 楽天Edy(ANAマイレージクラブEdyカード):200円=1マイルが自動で貯まる
- ANA Phone:ANAの格安SIMサービスで月々のスマホ代からマイルが貯まる
- ANAふるさと納税:寄付金100円=1マイルが貯まる
・ANAマイレージモール経由ショッピング:約2,500マイル
・ANA Pay二重取り:約3,000マイル
・ANAカードマイルプラス加盟店:約2,000マイル
・その他(アプリ・アンケート・ふるさと納税等):約2,500マイル
合計:約10,000マイル
大きな金額ではありませんが、ポイントサイトやカード決済と合わせて10万マイル達成の重要なピースになります
年間10万マイル達成のロードマップ:月別スケジュール
ここまでの方法を組み合わせて、具体的にどのように年間10万マイルを達成するか、月別のスケジュールとして整理します。
準備フェーズ(1ヶ月目)
まずは陸マイラー活動に必要な「インフラ」を整えましょう。
- ANAマイレージクラブに入会(無料)
- メインカードの発行:ANA VISA ワイドゴールドカード(ポイントサイト経由で発行すればさらにボーナスポイント獲得)
- 交換ルート用カードの発行:JQ CARDセゾン、みずほマイレージクラブカード/ANA
- ポイントサイトに登録:モッピー、ハピタスの2サイト
- 固定費のカード払い切り替え:電気・ガス・水道・通信費・保険料を新カードに変更
このステップだけで、カード入会ボーナスとして2,000〜10,000マイル(キャンペーン時期による)を獲得できます。
実践フェーズ(2〜12ヶ月目)の月間目標
毎月コンスタントに以下の活動を行います。
【月間の基本ルーティン】
- ポイントサイトで高額案件を1〜2件消化:月平均10,000〜15,000ポイント獲得
- 日常の支出をすべてANAカードで決済:月平均25万円×1.0%=2,500マイル
- ネットショッピングはANAマイレージモール経由:月平均200マイル
- ANA PayやANAカードマイルプラス加盟店の積極利用:月平均500マイル
- ポイントサイトのポイントが貯まったら順次マイル交換手続き
年間の獲得マイル内訳(モデルケース)
上記を12ヶ月間継続した場合の年間マイル獲得シミュレーションです。
- ポイントサイト案件:150,000ポイント × 交換率70% = 105,000マイル相当(ただし実際に消化できる案件数により変動)
- ↑ 現実的な見積もりとして年間8万ポイント × 70% = 56,000マイル
- クレジットカード決済:年間300万円 × 1.0% = 30,000マイル
- 入会・継続ボーナスマイル:2,000〜4,000マイル
- 日常のマイル獲得(マイレージモール・ANA Pay・マイルプラス等):10,000マイル
- キャンペーンボーナス(不定期):2,000〜5,000マイル
合計:約100,000〜105,000マイル
このように、ポイントサイト・カード決済・日常テクニックの3本柱をバランスよく実践することで、現実的に年間10万マイルの達成が可能です。
なお、マイルが貯まったらいよいよ特典航空券で旅行です。その際には機内持ち込みスーツケース(軽量)を用意しておくと、LCCを利用する際にも追加料金なしで快適に移動できます。マイル旅行のお供にぜひ。
貯めたマイルを最大限に活用する特典航空券の賢い使い方
マイルを貯めるだけでなく、いかに価値高く使うかも陸マイラーにとって重要なテーマです。同じ10万マイルでも、使い方によってその価値は数万円から100万円以上まで大きく変わります。
マイルの価値を最大化する3つの原則
原則①:長距離路線ほどマイルの価値が高い
ANAの特典航空券は距離に応じて必要マイル数が決まりますが、有償航空券の価格は距離以上に高くなる傾向があります。つまり、長距離路線ほど「1マイルあたりの価値」が高くなります。
原則②:上位クラスほどマイルの価値が高い
ビジネスクラスやファーストクラスの有償価格は非常に高額ですが、特典航空券の必要マイル数はエコノミーの1.5〜2倍程度です。そのため、上位クラスでの利用が圧倒的にお得です。
| 路線(往復) | クラス | 必要マイル数 | 有償価格目安 | 1マイルの価値 |
|---|---|---|---|---|
| 東京⇔沖縄 | エコノミー | 18,000マイル | 約40,000円 | 約2.2円 |
| 東京⇔ホノルル | エコノミー | 40,000マイル | 約120,000円 | 約3.0円 |
| 東京⇔ホノルル | ビジネス | 65,000マイル | 約500,000円 | 約7.7円 |
| 東京⇔ニューヨーク | ビジネス | 85,000マイル | 約800,000円 | 約9.4円 |
| 東京⇔ニューヨーク | ファースト | 150,000マイル | 約2,000,000円 | 約13.3円 |
原則③:繁忙期を避けてレギュラーシーズンに利用
ANAの特典航空券は、ローシーズン・レギュラーシーズン・ハイシーズンで必要マイル数が変動します。ローシーズンに利用すれば、最大で30%以上少ないマイルで同じ路線に乗れます。
特典航空券の予約テクニック
- 355日前から予約開始:ANA国際線特典航空券は搭乗日の355日前から予約可能。人気路線のビジネスクラスは開始直後に埋まることも
- 直前の空席を狙う:出発2週間前〜前日に特典枠が追加されることがある
- 提携航空会社の特典枠も活用:ANAマイルはスターアライアンス加盟航空会社の特典航空券にも交換可能
- 片道ずつの予約も可能:往路と復路を別々に予約することで、スケジュールの柔軟性が向上
マイルの有効期限と管理
ANAマイルの有効期限は獲得日から36ヶ月(3年)です。ただし、ANAダイヤモンドサービスメンバーやANAスーパーフライヤーズ会員は有効期限なしで保有できます。
陸マイラーの場合、3年間で30万マイル以上を貯めることも可能ですが、有効期限に注意して計画的に使い切ることが大切です。
・マイルの有効期限をANAアプリやマイページで定期的にチェック
・期限が近いマイルから優先的に特典航空券に交換
・特典航空券が取れない場合は、ANA SKY コインに交換(1マイル=1〜1.7円相当)して有償航空券の購入に充てる
・家族のマイルを合算できる「ANAマイレージクラブ ファミリーマイル」の活用も検討
よくある質問(FAQ)
Q1. 陸マイラーを始めるのに初期費用はかかりますか?
A. ポイントサイトの登録は無料です。クレジットカードの年会費が主な費用となりますが、初年度無料のカードを選べば初期費用はほぼゼロで始められます。本格的に取り組む場合、ANA VISA ワイドゴールドカード(年会費15,400円)と交換ルート用カード(年会費実質無料〜2,200円)の合計約15,000〜18,000円/年が目安です。年間10万マイルの価値(20万〜100万円相当)を考えれば、十分にリターンのある投資です。
Q2. ポイントサイトの案件は毎月安定して消化できますか?
A. 正直に言うと、高額案件は時期によって波があります。クレジットカード発行案件の還元額は月ごとに変動しますし、FX案件や証券口座開設は一度やると同じサイトでは再度利用できません。ただし、複数のポイントサイトを併用し、クレカ以外の案件(保険相談・動画サービス無料体験・モニター案件など)も積極的に拾っていけば、月平均5,000〜15,000ポイントの獲得は現実的です。
Q3. 家族の分のマイルも効率的に貯める方法はありますか?
A. いくつかの方法があります。まず、ANAカードの家族カードを発行すれば、家族の利用分のマイルも本会員のアカウントに合算されます。また、ANAマイレージクラブ ファミリーマイルに登録すれば、家族それぞれのアカウントのマイルを合算して特典航空券を発行できます。配偶者にも別途ポイントサイトに登録してもらい、夫婦で案件を消化すれば、世帯としてのマイル獲得量はさらに倍増します。
Q4. ANAマイルとJALマイル、どちらを貯めるべきですか?
A. 両方にメリットがありますが、陸マイラーの観点ではANAマイルの方がやや有利な状況が続いています。理由は、ポイントサイトからのマイル交換ルートが豊富で交換率も高い傾向にあるためです。ただし、お住まいの地域の空港からの路線網や、よく行く旅行先でどちらの航空会社が便利かも重要な判断基準です。迷ったら、まずはANAマイルから始めて、慣れてきたらJALマイルも並行して貯めるのがおすすめです。
Q5. 年間10万マイルを貯めるのにどれくらいの時間と手間がかかりますか?
A. 最初のカード発行やポイントサイト登録などの初期設定に約5〜10時間、その後は月2〜4時間程度の作業で維持可能です。内訳は、ポイントサイトの案件消化(月1〜2件)に30分〜1時間、ポイント交換手続きに15分程度、新着案件のチェックに15分程度です。日常の買い物をカードで支払うこと自体は現金払いと手間は変わりません。「副業」というほどの労力ではなく、習慣化してしまえばほぼ自動的にマイルが貯まる仕組みを作れます。
Q6. ポイントサイトは安全ですか?個人情報が心配です
A. 大手ポイントサイト(モッピー、ハピタス、ポイントインカムなど)は上場企業やその関連会社が運営しており、プライバシーマークを取得するなど情報管理体制が整っています。数百万人以上の会員を抱え、長年の運営実績があるサイトを選べば、基本的に安全です。ただし、聞いたことのない小規模サイトや、極端に高い報酬を謳うサイトには注意してください。
Q7. マイルに税金はかかりますか?
A. 原則として、航空会社のマイルは「値引き」に近い性質と見なされ、通常の利用では課税されないケースがほとんどです。ただし、国税庁から明確な統一見解が出ているわけではなく、大量のマイルを現金同等物(ANA SKY コイン等)に交換した場合は一時所得として扱われる可能性があります。心配な方は税理士に相談されることをおすすめします。
まとめ:2026年に年間10万ANAマイルを達成するためのアクションプラン
この記事で解説した内容を、最後に重要ポイントとして整理します。
年間10万マイル達成の重要ポイント
- ✅ ポイントサイトが最大のマイル源:モッピー・ハピタスに登録し、月1〜2件の高額案件を消化。年間5〜7万マイル相当を獲得
- ✅ メインカードはANA VISA ワイドゴールドカード:還元率1.0%・移行手数料無料で、年間300万円決済で3万マイル
- ✅ ポイント交換ルートは70%以上を死守:JQみずほルートまたはTOKYUルートを活用。50%の直接交換は避ける
- ✅ 日常のあらゆる場面でマイルを積み上げ:ANAマイレージモール・ANA Pay・ANAカードマイルプラス加盟店で年間1万マイル上乗せ
- ✅ 貯めたマイルは長距離×上位クラスで価値最大化:ビジネスクラス利用で1マイル=7〜10円の価値に
- ✅ 有効期限は36ヶ月:計画的に貯めて計画的に使う。失効させないことが最重要
- ✅ 家族カード・ファミリーマイルの活用:世帯全体でマイルを集約して効率UP
今日から始める3ステップ
- Step 1:ポイントサイト(モッピー or ハピタス)に無料登録する
- Step 2:ポイントサイト経由でANA VISA ワイドゴールドカードを申し込む(入会ボーナス+サイトポイントの二重取り)
- Step 3:固定費をすべて新カードに切り替え、次の高額案件をチェックする
これだけで、初月からマイルが貯まり始めます。そして1年後には、10万マイルを手に憧れのビジネスクラスで海外旅行に出発する自分を想像してみてください。
- この記事の情報は2026年8月時点のものです。ポイントサイトの案件内容・報酬額、クレジットカードの年会費・還元率、ANAマイルの交換ルート・レートは予告なく変更される場合があります
- クレジットカードの発行は計画的に行い、支払い能力を超えた利用は避けてください
- FX・証券口座開設案件には金融リスクが伴います。ポイント獲得条件の最低取引のみを行う場合でも、少額の損失が発生する可能性があることをご理解ください
陸マイラー活動は、正しい知識と少しの継続力があれば、誰でも年間10万マイルという大きな成果を得られる再現性の高い方法です。ぜひ今日から第一歩を踏み出してください。
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🧳 旅の必須アイテム
1. 旅行用パスポートウォレット
複数のクレジットカード、パスポート、搭乗券、現金をひとまとめにできるトラベルウォレット。陸マイラーは複数枚のカードを持ち歩くことが多いので、整理用に一つ持っておくと空港での動きがスムーズになります。
2. 機内持ち込みスーツケース(軽量)
マイル旅行に最適な軽量・機内持ち込みサイズのスーツケース。受託手荷物の追加料金を気にせず、到着後すぐに行動開始できます。1〜2泊の国内旅行や、身軽に動きたい海外旅行に重宝します。
3. トラベルネックピロー
長距離フライトでも首が痛くならない低反発ネックピロー。特にエコノミークラスでのロングフライトには必須アイテム。丸めてコンパクトに収納できるタイプが便利です。
4. ノイズキャンセリングヘッドホン
マイルで行く長距離フライトの快適さが格段にアップするノイズキャンセリングヘッドホン。エンジン音をカットして映画や音楽に集中でき、睡眠の質も向上します。せっかくマイルで手に入れた空の旅を、最高に快適な時間にしましょう。
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