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ANAカードの種類を徹底解説:一般・ゴールド・プレミアムの違い

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ANAカードの全種類を一般・ワイド・ゴールド・プレミアムまで徹底比較。年会費・マイル還元率・付帯特典の違いを具体的な数字で解説し、ライフスタイル別のおすすめカードを紹介します。初心者からANA上級会員を目指す方まで、最適な1枚が見つかる完全ガイドです。

ANAカードとは?マイルが貯まるクレジットカードの基本を理解しよう

ANAカードの種類を比較検討するイメージ
ANAカードの種類を比較検討するイメージ

「ANAのマイルを効率よく貯めたいけど、カードの種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない…」そんな悩みを持つ方は少なくありません。ANAカードは全部で30種類以上が存在し、発行ブランドやグレードの組み合わせによって年会費・マイル還元率・付帯特典が大きく異なります。

この記事では、ANAカードの基本的な仕組みから、一般カード・ワイドカード・ゴールドカード・プレミアムカードそれぞれの特徴と違いを徹底的に解説します。具体的な数字を交えた比較で、あなたのライフスタイルにぴったりの1枚を見つけるお手伝いをします。

ANAカードの基本的な仕組み

ANAカードは、ANAと各クレジットカード会社が提携して発行するクレジットカードです。カード利用に応じてマイルが貯まるのが最大の特徴で、貯まったマイルは特典航空券への交換や座席のアップグレードに使えます。

ANAカードのマイルが貯まる仕組みは主に以下の3つです。

  • ショッピングマイル:日常のカード利用でポイントが貯まり、それをマイルに移行
  • フライトマイル:ANA便に搭乗するたびにボーナスマイルが付与
  • 入会・継続マイル:カード入会時と毎年のカード更新時にマイルをプレゼント
💡 ポイント:ANAマイルの価値を知ろう
ANAマイルの価値は使い方によって変わりますが、特典航空券に交換した場合、1マイル=2〜15円相当の価値になることがあります。例えば、東京⇔沖縄の往復特典航空券は18,000マイル(レギュラーシーズン)で取得でき、通常運賃が約4万円とすると1マイル=約2.2円。一方、ビジネスクラスの国際線特典航空券では1マイル=10円以上の価値になることも珍しくありません。

ANAカードの発行ブランドは4種類

ANAカードは、以下の4つのクレジットカード会社から発行されています。それぞれ独自のポイントプログラムを持っており、マイルへの移行方法や手数料が異なります。

発行ブランド 国際ブランド ポイントプログラム 特徴
三井住友カード Visa / Mastercard Vポイント 最も種類が豊富、世界中で使いやすい
JCB JCB Oki Dokiポイント 国内に強い、スマリボ活用でお得に
アメックス American Express メンバーシップ・リワード ポイント移行が柔軟、T&E系に強い
ダイナース Diners Club ダイナースクラブリワード 高ステータス、グルメ特典が充実

初めてANAカードを作る方には、Visa または Mastercardブランド(三井住友カード発行)がおすすめです。国内外ともに加盟店数が圧倒的に多く、メインカードとして不便を感じることがほぼありません。

ANA一般カード:年会費を抑えてマイルを貯める入門カード

ANAカード一般カードのイメージ
ANAカード一般カードのイメージ

ANAカードの中で最もベーシックなグレードがANA一般カードです。年会費が低く抑えられているため、「まずはANAマイルを貯めてみたい」という初心者の方に最適な1枚です。

ANA一般カードの年会費とマイル還元率

ANA一般カード(Visa/Mastercard)の年会費は2,200円(税込)で、初年度は無料です。WEB明細の利用で年会費が500円割引されるため、実質1,700円(税込)で持つことができます。

マイル還元率は、通常のVポイント付与が200円=1ポイント。このポイントをマイルに移行する方法は2つあります。

  • 5マイルコース(通常コース):1ポイント=5マイル → 還元率0.5%(移行手数料無料)
  • 10マイルコース:1ポイント=10マイル → 還元率1.0%(移行手数料6,600円/年)
⚠ 注意:10マイルコースの手数料に要注意
一般カードで10マイルコース(還元率1.0%)を利用する場合、年間6,600円の移行手数料がかかります。年会費2,200円と合わせると年間コストは8,800円に。この場合、年間のカード利用額が約66万円以上なら、ゴールドカード(年会費15,400円で10マイルコース無料)の方がコスパが良くなる計算です。カード利用額が少ない方は5マイルコースで十分という判断も賢い選択です。

ANA一般カードのボーナスマイルと付帯特典

ANA一般カードには以下のボーナスマイル特典が付帯します。

  • 入会ボーナスマイル:1,000マイル
  • 毎年の継続ボーナスマイル:1,000マイル
  • 搭乗ボーナスマイル:フライトマイルの+10%

例えば、東京(羽田)→大阪(伊丹)のANA便に搭乗した場合、通常の区間マイルは280マイル。一般カードの搭乗ボーナス+10%で28マイルが追加されます。年間に数回程度のフライトであれば、一般カードのボーナスでも十分にマイルの恩恵を受けられます。

また、付帯保険として海外旅行傷害保険(最高1,000万円・利用付帯)が付いています。ただし、国内旅行傷害保険は付帯しない点は覚えておきましょう。

ANA一般カードが向いている人

  • 年会費をなるべく抑えたい方
  • ANAマイルを初めて貯める方
  • 月のカード利用額が5万円以下の方
  • 年に1〜2回程度の国内旅行がメインの方
💡 ポイント:学生にはANAカード(学生用)がおすすめ
18歳以上の学生(大学生・短大生・専門学校生・大学院生)であれば、ANAカード(学生用)が断然お得です。在学中は年会費無料、さらに10マイルコースの移行手数料も無料。つまり年会費0円で還元率1.0%という驚異的なコスパを実現できます。卒業後には2,000マイルのボーナスも付与されるので、学生のうちにカードを作っておくのが賢い戦略です。

ANAワイドカード・ワイドゴールドカード:中級者向けの選択肢

ANAゴールドカードで空港ラウンジを利用するイメージ
ANAゴールドカードで空港ラウンジを利用するイメージ

一般カードとゴールドカードの間には、ANAワイドカードというグレードが存在します。そして、ANA利用者の間で「コスパ最強」と評されることが多いのがANAワイドゴールドカードです。

ANAワイドカードの特徴と立ち位置

ANAワイドカードの年会費は7,975円(税込)。一般カードとゴールドカードの中間に位置するグレードですが、正直に言うとやや中途半端な立ち位置と言えます。

ワイドカードの主な特徴は以下の通りです。

  • 入会・継続ボーナスマイル:各2,000マイル(一般カードの2倍)
  • 搭乗ボーナスマイル:フライトマイルの+25%
  • 海外旅行傷害保険:最高5,000万円(自動付帯)
  • 国内旅行傷害保険:最高5,000万円(利用付帯)

搭乗ボーナスが+25%にアップし、保険も手厚くなりますが、空港ラウンジサービスは付帯しません。また、10マイルコースの移行手数料(6,600円/年)が別途必要なため、合計コストは14,575円に。ゴールドカードの年会費15,400円とほぼ同じになってしまいます。

ANAワイドゴールドカードが「コスパ最強」と言われる理由

多くのANAマイラーが最終的にたどり着く人気カードがANAワイドゴールドカードです。年会費は15,400円(税込)ですが、以下の理由からコストパフォーマンスに優れています。

  • 10マイルコースの移行手数料が無料:常時マイル還元率1.0%
  • 入会・継続ボーナスマイル:各2,000マイル
  • 搭乗ボーナスマイル:フライトマイルの+25%
  • 空港ラウンジ:国内主要空港+ハワイのカードラウンジ無料
  • 海外旅行傷害保険:最高5,000万円(自動付帯)
  • 国内旅行傷害保険:最高5,000万円(利用付帯)
  • ショッピング保険:年間300万円

特に注目すべきはマイル移行手数料が無料である点。一般カードで10マイルコースを利用すると年会費2,200円+移行手数料6,600円=8,800円ですが、ゴールドカードなら15,400円で移行手数料込み。差額の6,600円で空港ラウンジ・充実した保険・高額なショッピング保険が付いてくるのですから、年間のカード利用額がある程度ある方(目安:年間100万円以上)にとっては断然お得です。

💡 ポイント:ゴールドカードの年会費割引テクニック
ANAワイドゴールドカード(Visa/Mastercard)は、以下の方法で年会費を大幅に下げることが可能です。
WEB明細サービス:-1,100円
マイ・ペイすリボへの登録+年1回以上のリボ払い手数料発生:-3,850円
これらを併用すると年会費は10,450円(税込)まで下がります。リボ払い手数料を最小限(数円〜数十円)に抑える設定にすれば、実質的なコストをほぼ増やさずに年会費だけ割引される裏技です。ただし、リボ払いの仕組みを正しく理解したうえで活用してください。

ワイドカード vs ゴールドカード:どちらを選ぶべき?

結論から言えば、ほとんどの方にとってゴールドカードの方がおすすめです。以下の比較を見れば明らかです。

項目 ワイドカード ワイドゴールドカード
年会費 7,975円 15,400円(割引後10,450円)
10マイルコース手数料 6,600円/年 無料
実質年間コスト 14,575円 10,450円〜15,400円
搭乗ボーナス +25% +25%
入会・継続マイル 各2,000マイル 各2,000マイル
空港ラウンジ
ショッピング保険 年間300万円

ワイドカードで10マイルコースを使うと年間コストは14,575円。ゴールドカードを割引活用すれば10,450円。つまりゴールドカードの方が安いうえに特典が多いという逆転現象が起こります。ワイドカードを選ぶ積極的な理由はほぼないと言えるでしょう。

なお、マイルで貯めた特典航空券で海外旅行に行く際には、カードやパスポート、現金をまとめて管理できる旅行用パスポートウォレットがあると非常に便利です。複数のカードを持ち歩く方は、搭乗券やパスポートと一緒にスマートに収納できるので、空港でのスムーズな手続きに役立ちます。

ANAプレミアムカード:最高峰の特典を手にする上級カード

ANAプレミアムカードのプレミアムな特典イメージ
ANAプレミアムカードのプレミアムな特典イメージ

ANAカードの最上位グレードがANAカード プレミアムです。年会費は高額ですが、それに見合う圧倒的な特典と高いマイル還元率を誇ります。

ANAプレミアムカードの年会費と種類

ANAプレミアムカードは発行ブランドによって年会費が異なります。

  • ANA VISAプラチナ プレミアムカード:88,000円(税込)
  • ANA JCBカード プレミアム:77,000円(税込)
  • ANAアメリカン・エキスプレス® プレミアム・カード:165,000円(税込)
  • ANAダイナースプレミアムカード:170,500円(税込)※招待制

最も手頃なのはJCBブランドの77,000円、最もステータスが高いのはダイナースブランドの170,500円です。なお、ダイナースプレミアムはインビテーション(招待)制となっており、直接申し込むことはできません。

ANAプレミアムカードの圧倒的な特典

プレミアムカードには、他のグレードにはない特別な特典が多数付帯します。

  • マイル還元率:常時1.5%(ANA VISAプラチナの場合。100円=1ポイント、1ポイント=1.5マイル相当)
  • 入会・継続ボーナスマイル:各10,000マイル
  • 搭乗ボーナスマイル:フライトマイルの+50%
  • ANAラウンジ:ANA国内線ラウンジを無料利用
  • プライオリティ・パス:世界1,300ヵ所以上の空港ラウンジ無料
  • 国際線特典航空券の優先予約
  • コンシェルジュサービス(24時間対応)
  • 海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯)
  • 国内旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯)

特に注目すべきはANAラウンジの利用権です。通常、ANAラウンジはANAプレミアムメンバー(SFC会員やダイヤモンド・プラチナ会員)しか利用できませんが、プレミアムカードを持っているだけで利用可能になります。これはANA上級会員でなくてもラウンジを使える唯一の方法のひとつです。

💡 ポイント:プレミアムカードの継続マイルだけで元が取れる?
ANAプレミアムカードの継続ボーナスは毎年10,000マイル。1マイル=2円で計算しても20,000円分、特典航空券に効率的に使えば30,000〜50,000円相当の価値になります。JCBプレミアム(年会費77,000円)の場合、継続マイル10,000マイル+日常利用のマイル(還元率1.3%で年間200万円利用なら26,000マイル)で合計36,000マイル。特典航空券の価値に換算すると年間7〜10万円相当になり、年会費を十分に回収できる計算です。

ANAプレミアムカードが向いている人

  • 年間のカード利用額が300万円以上の方
  • 年に4回以上ANA便で国内・国際線に搭乗する方
  • 国内線ANAラウンジを頻繁に利用したい方
  • コンシェルジュサービスを活用したいビジネスパーソン
  • 最高水準の旅行保険で安心して渡航したい方

ANA VISA/JCB/アメックスの違い:発行ブランド別の比較

マイル還元率の比較グラフのイメージ
マイル還元率の比較グラフのイメージ

ANAカードを選ぶ際、グレードだけでなく発行ブランドの選択も重要です。同じゴールドカードでも、Visa・JCB・アメックスでは年会費やマイル還元率、独自特典が異なります。

ANAゴールドカードのブランド別比較

ここでは最も人気のあるゴールドカードのグレードで、各ブランドを比較します。

項目 Visa/Mastercard JCB アメックス
年会費 15,400円 15,400円 34,100円
年会費割引 最大10,450円まで スマリボで最大10,400円 なし
マイル還元率 1.0% 1.0% 1.0%(ANA加盟店1.5%)
海外加盟店数 ◎ 非常に多い △ やや少ない ○ 多い
独自特典 Vポイントアッププログラム JCB STAR MEMBERS 手荷物無料宅配、空港送迎

Visa/Mastercardブランドは世界中で使える汎用性の高さと年会費割引の大きさが魅力。メインカードとして最もバランスが良い選択肢です。

JCBブランドはスマリボの活用で年会費を抑えられるほか、JCB STAR MEMBERSにより年間利用額に応じてボーナスポイントが付与されるのが強み。ハワイ・グアムなど日本人観光客が多い地域では問題なく使えます。

アメックスブランドは年会費が高めですが、ANA航空券やANAグループ加盟店でのマイル還元率が1.5%にアップ。また、空港から自宅への手荷物無料宅配サービスなど、トラベル系の特典が充実しています。

SFC修行を見据えたブランド選び

ANAの上級会員資格を獲得し、それをクレジットカードに紐づけるスーパーフライヤーズカード(SFC)を目指す方にとって、ブランド選びは長期的な視点が重要です。

SFCはANAカードの各グレード・各ブランドで発行可能ですが、一度作るとそのブランドで持ち続けるのが基本。ブランド変更には一度解約→再入会が必要で、手続きが煩雑です。

SFCとして長く使うことを考えると、以下がおすすめです。

  • コスパ重視:ANA VISA/Mastercard ワイドゴールドカード → SFCゴールドカード
  • 特典重視:ANA JCB ワイドゴールドカード → SFCゴールドカード
  • ステータス重視:ANAアメックスゴールド → SFCアメックスゴールド

2枚持ちで最大効率を狙う方法

ANAカードは異なるブランドであれば複数枚持つことが可能です。例えば、「ANA VISAゴールド+ANA JCB一般カード」という2枚持ちで、それぞれのブランドの強みを活かすことができます。

ただし、マイルの合算は同一のANAマイレージクラブ番号に紐づければ可能ですが、年会費もそれぞれかかるため、メリットとコストのバランスを考えて判断しましょう。

マイル還元率を最大化する戦略:カード選び+使い方の最適解

ANAカードで海外旅行を楽しむイメージ
ANAカードで海外旅行を楽しむイメージ

ANAカードのグレードとブランドを選んだら、次はマイル還元率を最大化する使い方を知ることが重要です。同じカードでも使い方次第でマイルの貯まるスピードが大きく変わります。

ANAカードマイルプラス加盟店を活用する

ANAカードマイルプラスとは、対象の加盟店でANAカードを利用すると、通常のポイントに加えて100円または200円につき1マイルが直接加算されるサービスです。

主な対象加盟店(一例)は以下の通りです。

  • セブン-イレブン:200円=1マイル(+0.5%)
  • スターバックス:100円=1マイル(+1.0%)
  • マツモトキヨシ:100円=1マイル(+1.0%)
  • ENEOS:100円=1マイル(+1.0%)
  • ANA航空券購入:100円=1マイル(+1.0%)
  • ANAショッピング A-style:100円=1マイル(+1.0%)

ゴールドカード(還元率1.0%)でスターバックスを利用すると、通常の1.0%+ANAカードマイルプラスの1.0%で合計還元率2.0%に。日常的に利用する店舗がマイルプラス加盟店かどうかを事前にチェックしておくと、効率よくマイルを貯められます。

ANA Payとの連携でさらにマイルを上乗せ

2023年から本格的にサービスが拡充されたANA Payを活用すると、マイルの二重取りが可能になります。

ANA PayにANAカードからチャージし、ANA Payで支払うことで、チャージ時のカードポイント+ANA Pay利用時のマイルが同時に貯まります。ANA Payの還元率は200円=1マイル(0.5%)なので、ゴールドカード(1.0%)と合わせて最大1.5%還元を実現できる場面もあります。

ただし、ANA Payの利用可能店舗や上限額には制限があるため、すべての支払いに使えるわけではない点は留意してください。

年間利用額別のシミュレーション

実際にどのくらいマイルが貯まるのか、年間カード利用額別にシミュレーションしてみましょう(マイル還元率1.0%で計算、継続ボーナスマイル含む)。

【ANA一般カード(10マイルコース利用)の場合】

  • 年間カード利用100万円 → 10,000マイル+継続1,000マイル=11,000マイル
  • 年間コスト:8,800円(年会費2,200円+移行手数料6,600円)

【ANAワイドゴールドカードの場合】

  • 年間カード利用100万円 → 10,000マイル+継続2,000マイル=12,000マイル
  • 年間コスト:10,450円〜15,400円

【ANAプレミアムカード(JCB)の場合】

  • 年間カード利用100万円 → 13,000マイル+継続10,000マイル=23,000マイル
  • 年間コスト:77,000円

年間200万円利用の場合、ゴールドカードでは22,000マイル、プレミアムカードでは36,000マイルと差が開きます。特典航空券の価値換算で考えると、年間利用額が多い方ほどプレミアムカードのコスパが向上します。

⚠ 注意:マイルの有効期限に気をつけよう
ANAマイルの有効期限は獲得日から36ヶ月(3年)です。コツコツ貯めていても、使わないまま失効してしまっては意味がありません。特典航空券に必要なマイル数を把握し、計画的に貯めて・使うことが重要です。なお、ANA VISAプラチナ プレミアムカードのVポイントは有効期限が4年なので、ポイントのまま貯めて一括でマイルに移行するという戦略も有効です。

マイルを貯めて海外旅行に行く計画を立てているなら、旅の快適さを高めるグッズも早めに揃えておきましょう。長距離フライトではノイズキャンセリングヘッドホンがあると、エンジン音を遮断して映画や音楽を楽しめるため、フライトの快適さが格段にアップします。

ライフスタイル別おすすめANAカード:あなたに最適な1枚はこれだ

ライフスタイル別おすすめANAカード選びのイメージ
ライフスタイル別おすすめANAカード選びのイメージ

ここまでの情報を踏まえて、ライフスタイル別に最適なANAカードを具体的にご提案します。

パターン1:ANAマイル初心者・年会費を抑えたい方

おすすめ:ANA一般カード(Visa/Mastercard)

月のカード利用額が3〜5万円程度で、まずはANAマイルがどのくらい貯まるのか試してみたい方に最適です。年会費2,200円(初年度無料)という低コストでマイルを貯め始められます。

5マイルコース(還元率0.5%)でも年間60万円利用すれば3,000マイル+継続1,000マイル=4,000マイルが貯まり、ANA SKYコインへの交換や少額の特典に使えます。マイルの貯まり方を実感してから、ゴールドカードへのアップグレードを検討するのも良い戦略です。

パターン2:メインカードとしてしっかりマイルを貯めたい方

おすすめ:ANAワイドゴールドカード(Visa/Mastercard)

月のカード利用額が10万円以上あり、ANAマイルを本格的に貯めたい方にはゴールドカード一択です。還元率1.0%+豊富な特典、空港ラウンジ利用権、そして年会費割引の活用で、コスパと特典のバランスが最も優れた1枚です。

年間120万円利用で12,000マイル+継続2,000マイル=14,000マイル。2年で28,000マイル+フライトボーナスマイルで、東京⇔沖縄の往復特典航空券(18,000マイル)は余裕で取得可能です。

パターン3:出張が多いビジネスパーソン

おすすめ:ANAワイドゴールドカード(JCB)またはANA JCBカード プレミアム

国内出張でANA便を頻繁に利用する方は、搭乗ボーナスマイルの恩恵が大きくなります。ゴールドカードの+25%とプレミアムカードの+50%の差は、搭乗回数が多いほど顕著に。

例えば、東京⇔福岡(区間マイル567マイル)を月2回往復する場合:

  • ゴールドカード(+25%):567 × 1.25 × 2回 × 12ヶ月 = 17,010マイル/年
  • プレミアムカード(+50%):567 × 1.5 × 2回 × 12ヶ月 = 20,412マイル/年

搭乗ボーナスだけで年間3,400マイルの差が生じます。さらにプレミアムカードならANAラウンジが使えるため、出張のたびに快適に過ごせます。

パターン4:年に数回海外旅行を楽しむ旅行好きの方

おすすめ:ANAアメリカン・エキスプレス® ゴールド・カード

海外旅行を頻繁にする方には、アメックスブランドのANAゴールドカードが魅力的です。空港から自宅への手荷物無料宅配、海外でのアメックス独自のトラベルサービス、ANA航空券購入時の還元率1.5%など、旅行者にうれしい特典が充実しています。

年会費は34,100円とVisa/Mastercardより高めですが、アメックスならではのプロテクション(リターン・プロテクション、キャンセル・プロテクションなど)も付帯し、安心感があります。

よくある質問(FAQ):ANAカード選びの疑問を解消

ANAマイルで特典航空券を予約するイメージ
ANAマイルで特典航空券を予約するイメージ

Q1. ANAカードとANAマイレージクラブカードの違いは?

ANAマイレージクラブカードはクレジット機能がない会員証カードで、年会費無料です。フライトマイルの積算やマイルの使用は可能ですが、ショッピングマイルは貯まりません。一方、ANAカードはクレジット機能付きで、カード利用によるマイル積算・搭乗ボーナスマイル・入会/継続ボーナスマイルなど、マイルを効率よく貯めるための仕組みが充実しています。マイルを本格的に貯めたいなら、ANAカード(クレジットカード)が必須です。

Q2. ANAカードは何歳から申し込めますか?

ANA一般カードは18歳以上(高校生を除く)から申し込み可能です。ANAカード(学生用)も同じく18歳以上の学生が対象。ゴールドカードは20歳以上で安定継続収入のある方、プレミアムカードは30歳以上(一部ブランドは異なる)が目安です。ただし、年齢だけでなく信用情報や年収なども審査に影響します。

Q3. ANAカードからSFC(スーパーフライヤーズカード)への切り替えはどうすればいい?

SFCへの切り替えには、まずANAのプレミアムメンバーステイタス「プラチナ」以上を達成する必要があります。これは1暦年(1月〜12月)に50,000プレミアムポイント(PP)以上を獲得することで達成できます。プラチナステイタスに到達すると、SFCへの申し込み資格が得られ、現在持っているANAカードと同じブランド・同等以上のグレードでSFCを発行できます。SFCは年会費を払い続ける限り半永久的に上級会員ステータスを維持できるため、一度取得すれば大きなメリットがあります。

Q4. ANAカードで貯めたマイルの使い道は?

ANAマイルの主な使い道は以下の通りです。

  • 国内線特典航空券:片道5,000マイル〜
  • 国際線特典航空券:往復12,000マイル〜(韓国・ソウルなど近距離路線)
  • 座席のアップグレード:エコノミー→ビジネスなど
  • ANA SKYコイン:1マイル=1〜1.7コイン(航空券やツアー購入に利用)
  • ANAショッピング A-style:1マイル=1円でショッピング
  • 提携ポイントへの交換:楽天ポイント、Tポイントなど(交換レートは低め)

最もお得な使い方は国際線ビジネスクラス・ファーストクラスの特典航空券です。1マイルあたりの価値が最大化し、通常では手が出ない上級クラスを体験できます。

Q5. 家族でマイルを合算することはできますか?

ANAにはANAカードファミリーマイルという制度があります。ANAカード会員(プライム会員)の家族がANAカード(家族カード含む)を持っている場合、特典航空券の交換時にマイルを合算して使うことが可能です。ただし、通常のマイル残高そのものが統合されるわけではなく、特典交換時のみ合算できる仕組みです。家族旅行の特典航空券を取る際に非常に便利なので、家族全員でANAカードを持つのも有効な戦略です。

Q6. ANAカードの審査は厳しいですか?

ANA一般カードの審査難易度は標準的で、安定した収入があれば比較的通りやすいとされています。ゴールドカードになると年収の目安は300〜400万円以上、プレミアムカードは500万円以上が一つの基準と言われていますが、公式に年収条件は公開されていません。過去のクレジットヒストリー(信用情報)がクリーンであることが重要です。

Q7. 既に他社のクレジットカードを持っていますが、ANAカードに切り替えるべきですか?

ANAマイルを貯めることが目的であれば、メインカードをANAカードに切り替えるメリットは大きいです。ただし、完全に切り替える必要はありません。他社カードで貯まるポイントをANAマイルに交換する方法もあります(例:アメックスのポイントをANAマイルに移行)。まずはANAカードをメインカードにし、固定費(光熱費・通信費・保険料など)の支払いを集約することから始めるのがおすすめです。

まとめ:ANAカード選びの重要ポイントと次のアクション

ここまでANAカードの種類と特徴を徹底的に解説してきました。最後に、カード選びの重要ポイントを整理します。

ANAカード選びの重要ポイント一覧

  • 年間カード利用額が60万円未満 → ANA一般カード(5マイルコース)がコスパ◎
  • 年間カード利用額が60〜100万円 → ANA一般カード(10マイルコース)で還元率1.0%を目指す
  • 年間カード利用額が100万円以上 → ANAワイドゴールドカードが最適解
  • 年間カード利用額が300万円以上+頻繁にANA搭乗 → ANAプレミアムカードで最大効率
  • ワイドカードはコスパ面でゴールドカードに劣るため、あまりおすすめしない
  • ブランドは迷ったらVisa/Mastercardを選べば間違いなし
  • 学生は迷わずANAカード(学生用)を選ぶべき
  • SFCを目指す方は、将来のブランド変更の手間を考えて慎重に選ぼう
  • ANAカードマイルプラス加盟店・ANA Payを活用してマイル還元率を最大化
  • マイルの有効期限(3年)を意識して、計画的に貯めて使おう
💡 最後のポイント:ANAカード選びで最も大切なこと
ANAカード選びで最も大切なのは「自分のライフスタイルに合ったカードを選ぶこと」です。年会費の高いカードが必ずしもベストとは限りません。年間のカード利用額、ANA便の利用頻度、旅行の頻度を冷静に分析し、年会費以上の価値を得られるかどうかで判断してください。まずは一般カードやゴールドカードから始めて、マイルの貯まり方を体感してから上位カードへのアップグレードを検討するのも賢い戦略です。

今すぐできるアクション

  1. まずはANAマイレージクラブに登録(まだの方)
  2. 過去1年間のカード利用額を確認して、最適なグレードを判断
  3. 年間のANA搭乗回数を振り返り、搭乗ボーナスの恩恵を計算
  4. ANAカードに申し込み、固定費の支払いをすべて集約
  5. ANAカードマイルプラス加盟店を把握して、日常の買い物で活用

ANAカードを上手に活用すれば、日常の支払いが「次の旅行」につながります。ぜひ今日から、あなたのマイル生活をスタートさせてください。


おすすめ関連商品:ANAマイル旅行をもっと快適にするアイテム

ANAカードでマイルを貯めたら、いよいよ旅行の準備です。マイルで行く旅行をさらに快適にするための厳選アイテムをご紹介します。

🧳 旅の必需品

  • 旅行用パスポートウォレット ― ANAカードやパスポート、搭乗券、現金をまとめてスマートに管理。複数のカードを持ち歩くマイラーにとって必須のトラベルアイテムです。
  • 海外旅行用変換プラグ ― マイルで行く海外旅行の必需品。全世界対応でUSBポート付きのモデルなら、どの国でもスマホやPCの充電に困りません。
  • 機内持ち込みスーツケース(軽量) ― マイルで取った特典航空券の旅行には、軽量で機内持ち込みサイズのスーツケースが最適。預け荷物を減らして身軽に旅を楽しめます。
  • ノイズキャンセリングヘッドホン ― マイルで取った国際線ビジネスクラスの体験をさらにグレードアップ。エンジン音を遮断し、映画鑑賞や睡眠の質が劇的に向上します。長距離フライトの必需品です。

ANAカードで貯めたマイルを使って、最高の旅行体験を楽しんでください。カード選びから旅の準備まで、しっかりと計画を立てることが充実したマイルライフへの第一歩です。

最終更新: 2026年5月11日