ANAカードとは?マイルを貯めるなら必須の1枚
「飛行機に乗るたびにマイルが貯まったらいいな」「日常の買い物でもANAマイルを効率よく貯めたい」——そんな方にとって、ANAカードは最も有力な選択肢です。
ANAカードとは、全日本空輸(ANA)と各カード会社が提携して発行するクレジットカードの総称で、2026年現在、一般カードからプレミアムカードまで複数のグレードが用意されています。カードのグレードによって年会費・マイル還元率・付帯特典が大きく異なるため、「自分に合った1枚」を見つけることがマイル活用の第一歩となります。
この記事では、ANAカードの全種類を一般・ワイド・ワイドゴールド・プレミアムの4グレードに分けて徹底解説します。年会費とマイル還元率の比較はもちろん、ライフスタイル別のおすすめカード、さらに「10マイルコース」と「5マイルコース」の損益分岐点まで具体的な数字で示します。
- ANAカード全グレードの年会費・還元率・特典の違い
- 提携ブランド(VISA/Mastercard/JCB/AMEX/ダイナース)ごとの特徴
- マイル移行手数料を含めた「実質コスト」の比較
- ライフスタイル別・最適なANAカードの選び方
- 2026年最新のキャンペーン情報と入会のベストタイミング
ANAマイルの基本的な仕組み
ANAカードでマイルを貯める方法は大きく3つあります。
- フライトマイル:ANAグループ便に搭乗すると区間基本マイルに加えてボーナスマイルが加算
- ショッピングマイル:日常の買い物でカード決済するとポイント→マイルに移行
- 入会・継続ボーナスマイル:カード入会時や毎年のカード更新時にボーナスマイルをもらえる
このうち、最も大量にマイルを貯められるのがショッピングマイルです。年間200万円をカード決済した場合、還元率1.0%なら20,000マイル、1.3%なら26,000マイルにもなります。ANAの国内線特典航空券は片道5,000マイルから交換可能なので、カード選び次第で年に数回の無料フライトが実現します。
ANAカードの提携ブランドは5種類
ANAカードは以下の5つの国際ブランド・カード会社から発行されています。
| 提携ブランド | 発行会社 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| VISA | 三井住友カード | 世界最大の加盟店数。海外でも安心 |
| Mastercard | 三井住友カード | VISAに次ぐ加盟店数。欧州で強い |
| JCB | JCB | 国内特典が充実。ディズニー関連特典も |
| AMEX | 三井住友カード(提携) | 空港サービスが手厚い。ステータス性 |
| ダイナースクラブ | 三井住友トラストクラブ | 最高級ラウンジアクセス。限度額に余裕 |
初めてANAカードを持つ方には、加盟店数が最も多いVISAか、国内特典が充実しているJCBがおすすめです。2枚持ちが可能であれば、VISA+JCBの組み合わせで国内外をカバーする方法も人気です。
ANA一般カード:マイル生活の入門に最適
ANAカードのラインナップで最もベーシックなのがANA一般カードです。年会費が低く抑えられているため、「ANAマイルを貯めてみたいけど、いきなり高額な年会費は払いたくない」という方に最適なエントリーカードです。
ANA一般カードの基本スペック
| 項目 | VISA/Mastercard | JCB |
|---|---|---|
| 年会費(税込) | 2,200円(初年度無料) | 2,200円(初年度無料) |
| マイル還元率(5マイルコース) | 0.5%(1,000円=5マイル) | 0.5%(1,000円=5マイル) |
| マイル還元率(10マイルコース) | 1.0%(1,000円=10マイル) | 1.0%(1,000円=10マイル) |
| 10マイルコース移行手数料(税込/年) | 6,600円 | 5,500円 |
| 入会ボーナスマイル | 1,000マイル | 1,000マイル |
| 毎年継続ボーナスマイル | 1,000マイル | 1,000マイル |
| フライトボーナスマイル | 区間基本マイルの+10% | 区間基本マイルの+10% |
| 海外旅行傷害保険 | 最高1,000万円(自動付帯) | 最高1,000万円(自動付帯) |
5マイルコースと10マイルコースの損益分岐点
ANA一般カードを使ううえで最も迷うのが、「10マイルコースに登録すべきか?」という点です。10マイルコースは年間の移行手数料がかかりますが、マイル還元率が2倍になります。
では、年間いくら以上使えば10マイルコースの方がお得になるのでしょうか?VISA/Mastercardの場合で計算してみましょう。
- 10マイルコース移行手数料:年間6,600円
- 5マイルコースとの還元率差:1,000円あたり5マイル
- 1マイル=2円と仮定すると、5マイル=10円の差
- 6,600円÷10円=年間66万円が損益分岐点
年間のカード利用額が66万円以上(月5.5万円以上)なら10マイルコースがお得です。月々の固定費(スマホ代・光熱費・サブスク等)をすべてカード払いにすれば、多くの方がこのラインを超えるでしょう。迷ったら10マイルコースへの登録をおすすめします。
ANA一般カードはこんな人におすすめ
- ANAマイルを初めて貯める方
- 年会費をできるだけ抑えたい方
- 年に1〜2回の国内旅行でマイルを使いたい方
- まずはマイルの仕組みを理解してからグレードアップしたい方
ANAワイドカード:フライト派に嬉しいボーナスマイルが魅力
一般カードの上位に位置するのがANAワイドカードです。「ゴールドほどの年会費は出せないけど、もう少しマイルを貯めたい」という方に向いています。
ANAワイドカードの基本スペック
- 年会費(税込):7,975円
- 入会・継続ボーナスマイル:各2,000マイル
- フライトボーナスマイル:区間基本マイルの+25%
- 海外旅行傷害保険:最高5,000万円
- マイル還元率:5マイルコース0.5% / 10マイルコース1.0%(移行手数料は一般カードと同額)
一般カードとの違いを数字で確認
ANAワイドカードと一般カードの最大の違いは、フライトボーナスマイルと継続ボーナスマイルです。
たとえば、東京(羽田)⇔沖縄(那覇)のフライト(区間基本マイル約984マイル)を年4回往復した場合:
- 一般カード:984×2×4×10%=787マイル(ボーナス分)
- ワイドカード:984×2×4×25%=1,968マイル(ボーナス分)
- 差額:約1,181マイル(約2,362円相当)
これに継続ボーナスの差(2,000−1,000=1,000マイル)を加えると、年間で約2,181マイル(約4,362円相当)の差が出ます。年会費差が5,775円なので、年に4往復以上ANAに搭乗する方はワイドカードの方がお得になる計算です。
ワイドカードは年会費が約8,000円とそれなりの金額ですが、空港カードラウンジの無料利用特典は付帯しません。ラウンジを利用したい方は、次に解説するワイドゴールドカードを検討しましょう。
ANAワイドカードはこんな人におすすめ
- 出張や旅行で年に4回以上ANAに搭乗する方
- ゴールドカードの年会費(約15,000円)は高いと感じる方
- フライトマイルを効率よく貯めたい方
- 海外旅行保険を手厚くしたい方
ANAワイドゴールドカード:マイル還元と特典のベストバランス
ANAカードユーザーの中で最も人気が高いのが、このANAワイドゴールドカードです。「マイル還元率の高さ」「空港ラウンジ利用」「手厚い保険」の3拍子が揃ったバランス型カードで、マイル上級者からも「コスパ最強」と評価されています。
ANAワイドゴールドカードの基本スペック
| 項目 | VISA/Mastercard | JCB |
|---|---|---|
| 年会費(税込) | 15,400円 | 15,400円 |
| マイル還元率 | 1.0%(自動移行・手数料無料) | 1.0%(自動移行・手数料無料) |
| 入会ボーナスマイル | 2,000マイル | 2,000マイル |
| 毎年継続ボーナスマイル | 2,000マイル | 2,000マイル |
| フライトボーナスマイル | 区間基本マイルの+25% | 区間基本マイルの+25% |
| 空港カードラウンジ | 国内主要空港+ハワイ・ホノルル | 国内主要空港+ハワイ・ホノルル |
| 海外旅行傷害保険 | 最高5,000万円(自動付帯) | 最高1億円(自動付帯) |
| 国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円 | 最高5,000万円 |
| ショッピング保険 | 年間300万円 | 年間300万円(海外)/500万円 |
ゴールドカード最大のメリット:マイル移行手数料が無料
ANAワイドゴールドカードの最大の魅力は、10マイルコース相当のマイル還元率1.0%が移行手数料無料で適用される点です。
一般カードで10マイルコースを利用すると、年会費2,200円+移行手数料6,600円(VISA/Mastercard)=年間8,800円のコストがかかります。一方、ゴールドカードは年会費15,400円のみ。その差額はわずか6,600円です。
この6,600円の差額で得られる追加特典は以下の通りです。
- 空港カードラウンジの無料利用
- 継続ボーナスマイルの増額(+1,000マイル)
- フライトボーナスマイルの増額(+10%→+25%)
- 海外旅行傷害保険の増額(1,000万円→5,000万円〜1億円)
- 国内旅行傷害保険の付帯
- ショッピング保険の付帯
一般カード+10マイルコースとの年会費差はわずか6,600円なのに、ラウンジアクセス・高額保険・ボーナスマイル増額など特典が大幅にアップします。年間カード利用額が100万円以上の方は、迷わずゴールドカードを選ぶべきです。マイル還元だけで見ても、継続ボーナスの増額分(1,000マイル=約2,000円相当)を考慮すると、実質的な差額は約4,600円にまで縮まります。
VISA/Mastercard vs JCB:ゴールドで選ぶならどっち?
ゴールドカードのブランド選びでは、いくつかの違いを押さえておきましょう。
VISA/Mastercard(三井住友カード発行)のメリット:
- マイ・ペイすリボの活用で年会費割引の可能性
- 世界中での加盟店カバー率が高い
- Vポイントの2重取りが可能なケースあり
JCBのメリット:
- 海外旅行保険が最高1億円と手厚い
- スマリボ登録で年会費割引の可能性
- JCBオリジナルシリーズパートナー店でのポイントアップ
海外旅行がメインならVISA、国内利用がメインで保険を重視するならJCBがおすすめです。
ちなみに、マイルを貯めて旅行に出かける際には、機内持ち込みスーツケース(軽量)があると身軽に旅ができて便利です。LCC利用時にも受託手荷物料金を節約できるため、マイル旅行との相性も抜群です。
ANAカード プレミアム:最上位の極上マイルライフ
ANAカードの最高峰に君臨するのがANAカード プレミアムです。年会費は高額ですが、それに見合うだけの圧倒的な特典とマイル還元率を誇ります。
ANAカード プレミアムの基本スペック
| 項目 | VISA/Mastercard | JCB(JCB ザ・クラス) |
|---|---|---|
| 年会費(税込) | 77,000円 | 77,000円 |
| マイル還元率 | 1.5%(1,000円=15マイル) | 1.3%(1,000円=13マイル) |
| ANA航空券購入時 | マイル還元率 最大4.5% | マイル還元率 最大3.3% |
| 入会ボーナスマイル | 10,000マイル | 10,000マイル |
| 毎年継続ボーナスマイル | 10,000マイル | 10,000マイル |
| フライトボーナスマイル | 区間基本マイルの+50% | 区間基本マイルの+50% |
| 空港ラウンジ | 国内カードラウンジ+ANA LOUNGE | 国内カードラウンジ+ANA LOUNGE |
| プライオリティ・パス | 付帯 | 付帯 |
| 海外旅行傷害保険 | 最高1億円(自動付帯) | 最高1億円(自動付帯) |
| コンシェルジュサービス | プラチナコンシェルジュ | JCB ザ・クラスコンシェルジュ |
プレミアムカード限定の圧倒的特典
プレミアムカードには、下位カードにはない特別な特典が多数用意されています。
① ANA LOUNGE(ANAラウンジ)の無料利用
通常はANAの上級会員やプレミアムクラス搭乗者しか利用できないANA LOUNGEに、カード提示だけで入室できます。ゴールドカードで利用できるのは「カードラウンジ」ですが、プレミアムカードでは航空会社ラウンジにアクセスできるため、快適さのレベルが格段に上がります。
② プライオリティ・パス(プレステージ会員)
世界1,600以上の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスが付帯します。通常、プレステージ会員は年会費469ドル(約70,000円)がかかるため、これだけでカード年会費のほぼ全額をカバーできる計算です。
③ コンシェルジュサービス
レストランの予約、旅行の手配、ギフトの提案など、24時間365日対応のコンシェルジュサービスを利用できます。
④ 継続ボーナスマイル 10,000マイル
毎年カードを更新するだけで10,000マイルが付与されます。これは東京⇔沖縄の片道特典航空券(ローシーズン)に相当するマイル数で、年会費77,000円のうち約20,000円分を毎年マイルで回収できる計算です。
プレミアムカードの年間利用額別マイルシミュレーション
VISA/Mastercard(還元率1.5%)で年間利用額別のマイル獲得数を試算します。
- 年間200万円利用:30,000マイル(ショッピング)+ 10,000マイル(継続ボーナス)= 40,000マイル
- 年間300万円利用:45,000マイル + 10,000マイル = 55,000マイル
- 年間500万円利用:75,000マイル + 10,000マイル = 85,000マイル
55,000マイルあれば、東京⇔ホノルルのエコノミークラス往復特典航空券(レギュラーシーズン40,000マイル)を確保してもまだ15,000マイルが残ります。ビジネスクラスでの海外旅行も十分視野に入る水準です。
ANAカード プレミアムは年収や勤続年数など、審査基準がゴールドカードより大幅に厳しくなります。一般的に年収500万円以上・勤続3年以上が目安とされています。また、既にゴールドカードで良好な利用実績を積んでからの申し込みが通過率を高めるポイントです。いきなりプレミアムに申し込むのではなく、ゴールド→プレミアムのステップアップが王道のルートです。
ANAカード プレミアムはこんな人におすすめ
- 年間カード利用額が300万円以上の方
- 年に何度も国内外のフライトを利用する方
- ANA LOUNGEやプライオリティ・パスを活用したい方
- コンシェルジュサービスに魅力を感じる方
- ANAマイルでビジネスクラス・ファーストクラスを狙いたい方
全グレード徹底比較:年会費・マイル還元・特典の一覧表
ここまで解説してきたANAカード4グレードを、一覧表で比較してみましょう(VISA/Mastercard基準)。
| 比較項目 | 一般カード | ワイドカード | ワイドゴールド | プレミアム |
|---|---|---|---|---|
| 年会費(税込) | 2,200円 | 7,975円 | 15,400円 | 77,000円 |
| マイル還元率 | 0.5〜1.0% | 0.5〜1.0% | 1.0% | 1.5% |
| 10マイル移行手数料 | 6,600円/年 | 6,600円/年 | 無料 | 無料 |
| 入会ボーナス | 1,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 10,000マイル |
| 継続ボーナス | 1,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 10,000マイル |
| フライトボーナス | +10% | +25% | +25% | +50% |
| カードラウンジ | × | × | ○ | ○ |
| ANA LOUNGE | × | × | × | ○ |
| プライオリティ・パス | × | × | × | ○ |
| 海外旅行保険 | 最高1,000万円 | 最高5,000万円 | 最高5,000万円 | 最高1億円 |
| コンシェルジュ | × | × | × | ○ |
年間利用額別・獲得マイル数シミュレーション
各グレードで年間カード利用額ごとに、どれだけマイルが貯まるかを比較します(10マイルコース適用時、フライトマイルは除く)。
| 年間利用額 | 一般(1.0%) | ワイド(1.0%) | ゴールド(1.0%) | プレミアム(1.5%) |
|---|---|---|---|---|
| 50万円 | 5,000+1,000=6,000 | 5,000+2,000=7,000 | 5,000+2,000=7,000 | 7,500+10,000=17,500 |
| 100万円 | 10,000+1,000=11,000 | 10,000+2,000=12,000 | 10,000+2,000=12,000 | 15,000+10,000=25,000 |
| 200万円 | 20,000+1,000=21,000 | 20,000+2,000=22,000 | 20,000+2,000=22,000 | 30,000+10,000=40,000 |
| 300万円 | 30,000+1,000=31,000 | 30,000+2,000=32,000 | 30,000+2,000=32,000 | 45,000+10,000=55,000 |
| 500万円 | 50,000+1,000=51,000 | 50,000+2,000=52,000 | 50,000+2,000=52,000 | 75,000+10,000=85,000 |
※一般カード・ワイドカードは10マイルコース移行手数料(6,600円/年)が別途かかります。
※継続ボーナスマイルを含みます。フライトボーナスマイルは含みません。
1マイルあたりの獲得コストで比較
各カードの総コスト(年会費+移行手数料)をマイル獲得数で割った「1マイルあたりの獲得コスト」を計算すると、カード選びがさらに明確になります。
年間200万円利用時のケースで見てみましょう。
- 一般カード:(2,200+6,600)÷21,000=0.42円/マイル
- ワイドカード:(7,975+6,600)÷22,000=0.66円/マイル
- ゴールドカード:15,400÷22,000=0.70円/マイル
- プレミアムカード:77,000÷40,000=1.93円/マイル
数字だけ見ると一般カード+10マイルコースが最もコスパが良いように見えますが、ゴールドカード以上はラウンジ利用・保険・ボーナスマイルなどの付加価値を考慮する必要があります。特にゴールドカードは一般カードとのコスト差が小さいため、特典を加味すると総合的なコスパはゴールドが最も優れていると言えます。
ライフスタイル別・最適なANAカードの選び方
「結局どのカードが自分に合っているの?」という疑問に、ライフスタイル別に具体的なおすすめをお伝えします。
パターン①:マイル初心者・年間利用額100万円未満の方
おすすめ → ANA一般カード(VISA or JCB)
まずは低コストでマイルの貯まり方を体験しましょう。年間利用額が66万円を超えるなら10マイルコースへの登録がお得です。1年間使ってみて「もっとマイルを貯めたい」と感じたら、ゴールドカードへのアップグレードを検討しましょう。
パターン②:年間利用額100〜200万円で年数回フライトする方
おすすめ → ANAワイドゴールドカード(VISA or JCB)
このボリュームゾーンに該当する方には、ゴールドカードが最適解です。移行手数料無料で還元率1.0%、ラウンジアクセス、手厚い保険が付帯する点を考えると、一般カード+10マイルコースとの差額はほとんど気になりません。
長距離フライトの際にはトラベルネックピローを持ち込むと、エコノミークラスでも快適に過ごせます。マイル旅行をさらに充実させるアイテムとしておすすめです。
パターン③:年間利用額300万円以上のヘビーユーザー
おすすめ → ANAカード プレミアム(VISA/Mastercard)
年間300万円以上の決済をする方は、還元率1.5%のプレミアムカードの真価が発揮されます。年間300万円で45,000マイル+継続ボーナス10,000マイル=55,000マイルが貯まり、ビジネスクラスでの海外旅行も射程圏内です。
パターン④:出張が多いビジネスパーソン
おすすめ → ANAワイドゴールドカード or プレミアム
出張で月に2回以上ANAに搭乗する方は、フライトボーナスマイルが大きな差を生みます。ゴールド(+25%)とプレミアム(+50%)の差は、東京⇔大阪(区間基本マイル約280マイル)を月2回往復すると年間で以下のようになります。
- ゴールド:280×2×2×12×25%=3,360マイル(ボーナス分)
- プレミアム:280×2×2×12×50%=6,720マイル(ボーナス分)
出張費を会社が負担してくれるケースでは、個人のカード年会費だけでこれだけのマイルが貯まるため、プレミアムカードの費用対効果は非常に高くなります。
ワイドカードはゴールドカードとの年会費差が約7,400円ですが、ラウンジアクセスや移行手数料無料がありません。コスパの観点からは、一般カードかゴールドカードの二択で考えるのが合理的です。ただし「年会費を抑えつつフライトボーナスだけは欲しい」という方にはワイドカードが適しています。
ANAカードのマイルをもっと効率よく貯めるテクニック
ANAカードを手に入れたら、次はマイルの貯め方を最適化しましょう。ここでは、カード利用以外にもマイルを加速させるテクニックを紹介します。
テクニック①:ANAカードマイルプラス加盟店を活用する
ANAには「ANAカードマイルプラス」という提携店舗制度があり、対象店舗でANAカードを利用すると、通常のポイントに加えて100円または200円につき1マイルが直接加算されます。
代表的な加盟店は以下の通りです。
- セブン-イレブン:200円=1マイル
- マツモトキヨシ:200円=1マイル
- スターバックス:100円=1マイル
- ANA航空券・ANAツアー:100円=1マイル(または2マイル)
- 出光/ENEOS等のガソリンスタンド:200円=1マイル
ゴールドカード(還元率1.0%)でスターバックスを利用すると、通常の1.0%+マイルプラス1.0%=還元率2.0%にもなります。日常的に利用するお店がマイルプラス加盟店かどうかをチェックするだけで、マイルの貯まるスピードが大幅に変わります。
テクニック②:固定費の支払いをすべてANAカードに集約する
マイルを効率よく貯める最も確実な方法は、あらゆる支払いをANAカードに集約することです。
- スマートフォン料金:月8,000円×12=96,000円→960マイル
- 電気・ガス・水道:月15,000円×12=180,000円→1,800マイル
- インターネット回線:月5,000円×12=60,000円→600マイル
- 各種サブスクリプション:月3,000円×12=36,000円→360マイル
- 食料品・日用品:月40,000円×12=480,000円→4,800マイル
これだけで年間8,520マイル。ゴールドカードの継続ボーナス2,000マイルを加えると10,520マイルとなり、東京⇔沖縄の往復特典航空券(ローシーズン14,000マイル)にかなり近づきます。
テクニック③:ANAマイレージモールを経由してネットショッピング
ANAが運営する「ANAマイレージモール」を経由してネットショッピングをすると、カード決済のマイルとは別にボーナスマイルが加算されます。楽天市場やYahoo!ショッピングなど、主要なECサイトが参加しています。
テクニック④:マイルの有効期限に注意する
せっかく貯めたマイルも、有効期限を過ぎると失効してしまいます。マイルの有効期限は獲得月から36ヶ月後の月末です。「あと少しで特典航空券に届く」という場合は、ANAマイレージモールの活用やポイントサイトからの移行で不足分を補いましょう。ANAカード プレミアムの場合、大量のマイルが貯まるため、計画的な特典交換がより重要になります。
よくある質問(FAQ)
Q1. ANAカードの一般・ゴールド・プレミアムで最もおすすめはどれですか?
多くの方にとってANAワイドゴールドカードがベストです。マイル移行手数料が無料で還元率1.0%、空港ラウンジアクセス、手厚い保険が付帯しながら、年会費15,400円はゴールドカードとしてリーズナブルです。一般カード+10マイルコースとの実質コスト差が小さいため、コストパフォーマンスに優れています。
Q2. ANAカードとANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)の違いは?
ソラチカカードはANA一般カード(JCB)にPASMO機能が搭載されたカードです。東京メトロの利用でもメトロポイントが貯まり、そのポイントをANAマイルに交換できるのが特徴です。電車通勤でメトロを利用する方には非常に相性の良い1枚です。なお、グレードとしてはANA一般カードと同等で、ゴールド版(ソラチカゴールドカード)も用意されています。
Q3. ANA VISA/MastercardとANA JCBは2枚持ちできますか?
はい、発行会社が異なるカードであれば2枚持ちが可能です。たとえば、ANA VISA ワイドゴールドカード(三井住友カード発行)とANA JCB一般カード(JCB発行)を同時に保有できます。ただし、同じ発行会社のカードは通常1枚のみの保有となります。
Q4. ANAカードの審査は厳しいですか?通りやすくするコツはありますか?
一般カードの審査は比較的通りやすく、安定した収入がある方であれば多くの場合問題ありません。ゴールドカードは年収300万円以上、プレミアムカードは年収500万円以上が目安とされています。審査を通りやすくするコツは、①他社カードの支払い遅延をなくす、②キャッシングの借入残高を減らす、③一般カードから利用実績を積んでアップグレードする、の3点です。
Q5. 家族カードは発行できますか?マイルは合算できますか?
はい、ANAカードは全グレードで家族カードの発行が可能です。家族カードで獲得したショッピングポイントは本会員のポイントに合算され、マイルへの移行も本会員の口座に集約できます。さらに、ANAの「ANAカードファミリーマイル」に登録すれば、家族それぞれのマイル口座のマイルを特典交換時に合算して利用できます。
Q6. ANAカードで貯めたマイルはANA以外の航空会社でも使えますか?
ANAはスターアライアンスに加盟しており、貯めたANAマイルはユナイテッド航空・ルフトハンザ航空・シンガポール航空など、提携航空会社の特典航空券にも交換可能です。行き先に応じてスターアライアンス各社の便を選べるのは、ANAマイルの大きなメリットです。
Q7. 年会費を安くする方法はありますか?
ANA VISA/Mastercardの場合、「マイ・ペイすリボ」への登録と年1回以上のリボ払い手数料の発生で年会費割引が適用されるケースがあります。また、WEB明細への切り替えでも割引が受けられる場合があります。ただし、リボ払いは金利手数料が発生するため、毎月の支払額を利用額とほぼ同額に設定して手数料を最小限に抑える「リボ払い技」を活用するのがポイントです。詳細は各カード会社の最新情報をご確認ください。
まとめ:2026年、あなたに最適なANAカードはこれだ!
この記事では、ANAカードの全グレードを年会費・マイル還元率・特典の観点から徹底比較してきました。最後に、重要なポイントを整理します。
- ANA一般カード:年会費2,200円の最安エントリーカード。マイル初心者や年間利用額が少ない方に最適
- ANAワイドカード:年会費7,975円。フライトボーナス+25%が魅力だが、コスパではゴールドに劣る
- ANAワイドゴールドカード:年会費15,400円。マイル移行手数料無料+ラウンジ+保険の三拍子が揃ったコスパ最強カード
- ANAカード プレミアム:年会費77,000円。還元率1.5%+ANA LOUNGE+コンシェルジュの最上位カード。年間300万円以上利用する方向け
- 多くの方にとってのベストチョイスはANAワイドゴールドカード。一般カード+10マイルコースとの実質コスト差はわずか約4,600円で、得られる特典の差は圧倒的
- マイル還元率だけでなく、ANAカードマイルプラス加盟店の活用や固定費の集約でマイルを加速させることが重要
- マイルの有効期限は3年間。計画的に特典航空券に交換しよう
2026年現在、ANAカードは入会キャンペーンで最大数万マイル相当のボーナスが獲得できるケースがあります。公式サイトで最新のキャンペーン情報を確認し、最もお得なタイミングで入会するのが賢い戦略です。また、ANAは定期的に特典の見直しを行うため、最新情報は必ずANA公式サイトと各カード会社の公式ページでご確認ください。
ANAマイルは「貯めること」がゴールではありません。貯めたマイルで特典航空券に交換し、実際に旅に出ることがマイル活動の醍醐味です。あなたに最適なANAカードを選んで、2026年からの快適なマイル生活をスタートさせましょう!
おすすめ関連商品
ANAカードでマイルを貯めたら、いよいよ旅行です!快適な空の旅をサポートするおすすめアイテムをご紹介します。
🧳 機内持ち込みスーツケース(軽量)
マイルで獲得した特典航空券での旅行に最適な、軽量・コンパクトな機内持ち込みサイズのスーツケースです。受託手荷物の待ち時間がなくなるため、到着後すぐに行動開始できます。ANA国内線の機内持ち込みサイズ(55×40×25cm以内)に対応した製品を選びましょう。
😴 トラベルネックピロー
ハワイやヨーロッパへの長距離フライトで大活躍する低反発ネックピロー。エコノミークラスでも首をしっかりサポートして快眠をサポートします。特典航空券でビジネスクラスに乗れるまでの間、エコノミーでの快適さを確保するマストアイテムです。
🔌 海外旅行用変換プラグ
ANAマイルで海外旅行に出かけるなら、全世界対応の変換プラグは必需品です。USB-A/USB-C端子付きのモデルを選べば、スマートフォンやタブレットの充電も同時にでき、アダプター1つで済みます。スターアライアンス特典航空券でどの国に行っても対応できるよう、全世界対応タイプがおすすめです。
📘 旅行用パスポートウォレット
ANAカード・パスポート・搭乗券・現金をスマートにまとめて管理できるトラベルウォレットです。RFIDブロッキング機能付きを選べば、スキミング被害の防止にもなります。空港でのチェックインや入国審査がスムーズになり、マイル旅行をより快適にしてくれます。
今すぐANAカードに申し込んで、マイル生活を始めましょう!
まずはANA公式サイトで最新のキャンペーン情報をチェック!