ANAマイルが貯まるクレジットカードで空の旅をもっとお得に
「普段の買い物でANAマイルを効率よく貯めて、特典航空券で旅行に行きたい」——そんな夢を持っている方は多いのではないでしょうか。実際に、ANAマイルを上手に貯めれば、年に1〜2回の国内旅行、2〜3年に1回のビジネスクラスでの海外旅行も夢ではありません。
しかし、ANAマイルが貯まるクレジットカードは種類が豊富で、「どれを選べばいいのか分からない」と迷ってしまう方がほとんどです。年会費無料のカードから年会費数万円のプレミアムカードまで、選択肢は実に20種類以上。自分のライフスタイルに合わない1枚を選んでしまうと、年会費だけ払って思うようにマイルが貯まらない……という残念な結果になりかねません。
この記事では、2026年最新の情報をもとに、ANAマイルが貯まるおすすめクレジットカード5枚を厳選し、徹底比較します。クレジットカード比較歴10年以上の筆者が、還元率・年会費・付帯特典・使い勝手のすべてを総合的に評価し、あなたにピッタリの1枚が見つかるようサポートします。
- ANAマイルが貯まるカードの仕組みと選び方の基準
- 2026年おすすめのANAマイルカード5選の特徴と違い
- 初心者・中級者・上級者それぞれに最適なカード
- 日常生活でANAマイルを爆速で貯めるテクニック
- 特典航空券を最大限活用するためのコツ
ANAマイルが貯まるクレジットカードの仕組みと基礎知識
まずは、ANAマイルがクレジットカードで貯まる仕組みを正しく理解しましょう。この基礎を押さえておくことで、カード選びで失敗するリスクを大幅に減らせます。
ANAマイルが貯まる2つのルート
クレジットカードでANAマイルを貯めるには、大きく分けて2つのルートがあります。
①直接マイルが貯まるタイプ(ANA提携カード)
ANA VISA/Mastercardやソラチカカードなど、ANA提携カードでは、カード利用額に応じて直接ANAマイルが貯まります。または、カード会社のポイントを経由してANAマイルに移行する形です。例えば、ANA VISA ワイドゴールドカードの場合、1,000円の利用で1ポイント(Vポイント)が貯まり、これを1ポイント=10マイルのレートで移行できます。つまり実質還元率は1.0%です。
②ポイント移行でマイルに変えるタイプ(一般カード)
アメリカン・エキスプレス®・カードやダイナースクラブカードなど、ポイントプログラムからANAマイルへの移行が可能なカードもあります。これらは航空会社の提携カードではないため自由度が高い反面、移行手数料がかかるケースもあるため注意が必要です。
マイル還元率の計算方法
マイル還元率は以下の式で計算します。
マイル還元率(%)= 獲得マイル数 ÷ カード利用額 × 100
例えば、10万円利用して1,000マイル貯まる場合、還元率は1.0%です。一般的に、ANAマイル還元率が1.0%を超えるカードは高還元と言えます。多くの一般カードは0.5%程度ですので、マイルを効率よく貯めるなら最低でも1.0%以上を目指したいところです。
1マイルの価値はいくら?
ANAマイルの価値は、使い方によって大きく変わります。これが「マイルはお得」と言われる最大の理由です。
| 使い方 | 1マイルあたりの価値 | 具体例 |
|---|---|---|
| ANA SKYコイン交換 | 約1.2〜1.7円 | 10,000マイル→12,000〜17,000コイン |
| 国内線特典航空券(エコノミー) | 約2〜4円 | 東京→沖縄 9,000マイル(片道の航空券代 約18,000〜36,000円相当) |
| 国際線特典航空券(エコノミー) | 約3〜5円 | 東京→ホノルル 40,000マイル(往復航空券代 約12〜20万円相当) |
| 国際線特典航空券(ビジネスクラス) | 約5〜10円 | 東京→ニューヨーク 75,000マイル(往復航空券代 約40〜75万円相当) |
| 国際線特典航空券(ファーストクラス) | 約8〜15円 | 東京→ロンドン 150,000マイル(往復航空券代 約120〜225万円相当) |
上の表からも分かるように、国際線のビジネスクラスやファーストクラスで使えば、1マイルの価値は5円〜15円にもなります。つまり、マイル還元率1.0%のカードで100万円決済すると10,000マイル貯まり、使い方次第で5万円〜15万円分の価値を生み出せるのです。
ANAマイルは「貯め方」だけでなく「使い方」で価値が大きく変わります。国際線の上位クラスで使うほど1マイルの価値が高まるため、日々の決済で地道にマイルを貯め、ここぞという旅行で一気に使うのが最もお得な戦略です。
【2026年版】ANAマイルが貯まるおすすめクレジットカード5選
それでは、2026年現在のラインナップから、ANAマイルを貯めるのに最適なクレジットカード5枚を厳選して紹介します。年会費・還元率・付帯特典・使いやすさを総合的に評価し、ランキング形式でまとめました。
1位:ANA VISA ワイドゴールドカード — 王道のバランス型
年会費:15,400円(税込)※条件達成で実質9,500円程度に割引可能
マイル還元率:1.0%(10マイルコース利用時)
国際ブランド:VISA / Mastercard
付帯保険:海外旅行傷害保険 最高5,000万円(自動付帯)
入会ボーナス:2,000マイル
ANAマイルカードの中で最も人気が高く、「迷ったらこの1枚」と言える王道カードです。最大の魅力は、10マイルコースの移行手数料が無料で、カード利用1,000円につき10マイルが実質的に貯まる点。一般カードの10マイルコースには別途年間6,600円の手数料がかかることを考えると、ゴールドカードの方がトータルコストでお得になるケースが多いです。
さらに、三井住友カードの「マイ・ペイすリボ」設定とWEB明細サービスを活用すれば、年会費を大幅に割引できます。また、ゴールドカードならではの空港ラウンジ利用特典も付帯し、旅行時の快適さもアップ。年間決済額が100万円以上の方には、間違いなく最適な選択肢です。
2位:ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード) — 通勤で貯める最強カード
年会費:2,200円(税込)※初年度無料
マイル還元率:0.5〜1.0%(コースにより異なる)
国際ブランド:JCB
付帯保険:海外旅行傷害保険 最高1,000万円
入会ボーナス:1,000マイル
通称「ソラチカカード」。東京メトロのPASMO機能が一体となったANAカードで、東京メトロの乗車でメトロポイントが貯まり、それをANAマイルに移行できるのが最大の特徴です。
メトロポイントからANAマイルへの移行レートは100ポイント=90マイルと非常に高レート。毎日の通勤で東京メトロを利用する方なら、意識せずとも年間数千マイルが上乗せで貯まります。年会費も2,200円と手頃で、マイル初心者が最初に持つ1枚としても最適です。
3位:ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード — 高還元+圧倒的特典
年会費:34,100円(税込)
マイル還元率:1.0%(通常)、最大3.0%(ANAグループ利用時)
国際ブランド:American Express
付帯保険:海外旅行傷害保険 最高1億円
入会ボーナス:最大60,000マイル相当(キャンペーン時)
年会費は高めですが、ANAグループでの利用ではポイント2倍+25%のボーナスマイルが加算され、実質還元率は最大3.0%に到達。ANA便を頻繁に利用する出張族やマイラーにとっては、この高還元率が年会費の元を十分に取ってくれます。
さらに、アメックスならではの空港ラウンジ同伴者1名無料、手荷物無料宅配、海外旅行傷害保険最高1億円といった手厚い特典も魅力。入会キャンペーンでは最大60,000マイル相当のポイントを獲得できることもあり、タイミングを狙って申し込めば初年度から大量マイルを手にできます。
4位:ANA JCB 一般カード — 年会費最安でマイルデビュー
年会費:2,200円(税込)※初年度無料
マイル還元率:0.5%(5マイルコース/無料)、1.0%(10マイルコース/年5,500円)
国際ブランド:JCB
付帯保険:海外旅行傷害保険 最高1,000万円
入会ボーナス:1,000マイル
「まずは低コストでANAマイルを貯め始めたい」という方にぴったりのエントリーカード。初年度年会費無料で、5マイルコースなら移行手数料もかかりません。年間決済額が少ない方は5マイルコース(還元率0.5%)で十分ですし、決済額が増えてきたら10マイルコースに切り替えて還元率を1.0%に上げることも可能です。
JCBブランドならではの「Oki Dokiポイント」プログラムで、JCB ORIGINAL SERIESパートナー店舗(セブン-イレブン、スターバックスなど)でのポイントアップ特典もあり、日常使いでも効率よくポイント(=マイル)を貯められます。
5位:ANA VISA Suicaカード — 交通系IC+マイルの二刀流
年会費:2,200円(税込)※初年度無料、条件達成で826円まで割引可
マイル還元率:0.5〜1.0%(コースにより異なる)
国際ブランド:VISA
付帯保険:海外旅行傷害保険 最高1,000万円
入会ボーナス:1,000マイル
Suica機能を搭載したANAカードで、JR東日本沿線にお住まいの方に特におすすめです。Suicaへのオートチャージでもポイントが貯まり、そのポイントをANAマイルに移行可能。通勤・通学の交通費をそのままマイルに変換できる便利な1枚です。
マイ・ペイすリボやWEB明細の活用で年会費を826円まで抑えることができ、実質的にほぼ無料でANAマイルを貯め続けられます。ソラチカカードと同様に、サブカードとして持つ方も多い人気の交通系マイルカードです。
ANAマイルカード5枚の徹底比較表
ここまで紹介した5枚のカードを、主要項目で一覧比較してみましょう。自分の利用スタイルに合ったカードがどれか、一目で確認できます。
| カード名 | 年会費(税込) | マイル還元率 | ボーナスマイル | 旅行保険 | おすすめタイプ |
|---|---|---|---|---|---|
| ANA VISA ワイドゴールド | 15,400円 (実質約9,500円) |
1.0% | 搭乗25% 継続2,000マイル |
海外5,000万円 (自動付帯) |
年間100万円以上決済する方 |
| ソラチカカード | 2,200円 (初年度無料) |
0.5〜1.0% | 搭乗10% 継続1,000マイル |
海外1,000万円 | 東京メトロ利用者 |
| ANA AMEX ゴールド | 34,100円 | 1.0〜3.0% | 搭乗25% 継続2,000マイル |
海外1億円 | ANA便を頻繁に利用する方 |
| ANA JCB 一般 | 2,200円 (初年度無料) |
0.5〜1.0% | 搭乗10% 継続1,000マイル |
海外1,000万円 | 低コストで始めたい初心者 |
| ANA VISA Suica | 2,200円 (実質826円) |
0.5〜1.0% | 搭乗10% 継続1,000マイル |
海外1,000万円 | JR東日本沿線の方 |
年間決済額別のおすすめカード
カード選びで最も重要な判断基準は「年間いくらカードで支払うか」です。以下の目安を参考にしてください。
- 年間50万円未満:ANA JCB 一般カード(5マイルコース)で十分。年会費を抑えつつコツコツ貯める。
- 年間50〜100万円:ソラチカカードまたはANA VISA Suicaカード(10マイルコース)。交通費込みで効率アップ。
- 年間100〜200万円:ANA VISA ワイドゴールドカードが最適解。移行手数料無料で実質還元率1.0%が光る。
- 年間200万円以上:ANA AMEX ゴールドカード。高額決済+ANA利用での還元率最大3.0%が圧倒的。
「年会費 ÷ マイル還元率の差」で損益分岐点を計算しましょう。例えば、ワイドゴールド(年会費約9,500円、還元率1.0%)とJCB一般(年会費2,200円+移行手数料5,500円=7,700円、還元率1.0%)を比較すると、年間コスト差はわずか1,800円。ゴールドの方が空港ラウンジや保険が充実しているため、年間100万円以上使うならゴールドが断然お得です。
ANAマイルを爆速で貯める7つのテクニック
カードを手に入れたら、次は「いかに効率よくマイルを貯めるか」が勝負です。ここでは、マイル上級者が実践しているテクニックを7つ厳選して紹介します。
テクニック①:固定費をすべてカード払いに集約する
最も基本的でありながら、最も効果が大きいのがこの方法です。以下の固定費をすべてANAマイルカードで支払うだけで、年間数万マイルを生み出せます。
- 家賃(カード払い対応物件の場合):月8万円 × 12 = 96万円 → 9,600マイル
- 光熱費(電気・ガス・水道):月1.5万円 × 12 = 18万円 → 1,800マイル
- 通信費(携帯+ネット):月1.2万円 × 12 = 14.4万円 → 1,440マイル
- 保険料:月2万円 × 12 = 24万円 → 2,400マイル
- サブスクリプション各種:月0.5万円 × 12 = 6万円 → 600マイル
これだけで合計15,840マイル。東京→沖縄の特典航空券(往復14,000〜21,000マイル)にかなり近づきます。あとは日常の食費や日用品の買い物分が加われば、特典航空券は十分に手の届く範囲です。
テクニック②:ANAマイレージモールを経由してネットショッピング
Amazonや楽天市場などでネットショッピングをする際、ANAマイレージモールを経由するだけで追加のマイルが貯まります。還元率はショップによって異なりますが、200円につき1マイル(0.5%)〜の上乗せが可能。カード決済分のマイルと合わせると、実質還元率が1.5%以上になるケースも珍しくありません。
特にAmazonでの買い物は頻度が高い方も多いはず。ANAマイレージモール経由を習慣化するだけで、年間数百〜数千マイルの差が生まれます。ちなみに、マイルで手に入れた特典航空券で長距離フライトに行く際は、ノイズキャンセリングヘッドホンを用意しておくと、エコノミークラスでも快適さが格段にアップしますのでおすすめです。
テクニック③:ポイントサイトを活用した大量マイル獲得
ポイントサイト(ハピタス、モッピーなど)で貯めたポイントをANAマイルに移行する方法は、マイラーの間では定番テクニックです。2026年現在でも有効なルートがいくつか存在します。
代表的なのは、各ポイントサイト → JQみずほルート → ANAマイル(交換率70%)です。例えば、ポイントサイトで10,000ポイント貯めれば7,000マイルに変換可能。クレジットカードの新規発行案件やFX口座開設案件など、高額ポイント案件を定期的に利用すれば、年間2〜5万マイルをカード決済外で上乗せできます。
ポイントサイトからANAマイルへの移行ルートは、提携変更や交換率の改悪が発生することがあります。2026年9月現在の最新ルートを必ず確認してから利用しましょう。また、ポイントの有効期限にも注意が必要です。移行が間に合わず失効してしまうケースもあるので、計画的に交換するようにしてください。
テクニック④:ANAカードマイルプラス加盟店を徹底活用
セブン-イレブン、マツモトキヨシ、ENEOSなど、ANAカードマイルプラス加盟店でANAカードを使って支払うと、通常のカード利用ポイントに加えて100円または200円につき1マイルが追加で貯まります。
例えば、ENEOSでガソリンを給油する場合:
- 通常ポイント:1,000円=10マイル(還元率1.0%のカードの場合)
- マイルプラス加算:100円=1マイル(+1.0%)
- 合計還元率:2.0%
ガソリン代が月1万円なら、月200マイル、年間2,400マイルの上乗せです。よく利用するお店がマイルプラス加盟店かどうか、ANAの公式サイトで事前にチェックしておきましょう。
テクニック⑤:搭乗ボーナスマイルを最大化する
ANAカード会員がANA便に搭乗すると、通常のフライトマイルに加えて搭乗ボーナスマイルが加算されます。ボーナス率はカードのグレードによって異なります。
- 一般カード:区間基本マイルの+10%
- ワイドカード・ゴールドカード:区間基本マイルの+25%
- プレミアムカード:区間基本マイルの+50%
例えば、東京→沖縄の区間基本マイルは984マイル。ゴールドカードなら+246マイルで合計1,230マイルに。年間4回搭乗すれば、ボーナスだけで約1,000マイルの差が生まれます。出張や旅行でANAを利用する機会が多い方は、必ずゴールド以上のカードを持つようにしましょう。
テクニック⑥:家族カード・家族マイルを活用する
ANAカードの家族カードを発行すれば、家族が利用した分のポイントも合算して貯めることができます。さらに、ANAカードファミリーマイルに登録すると、家族全員のマイルを合算して特典航空券に交換可能。
例えば、夫婦で月合計30万円をカード決済する場合:
- 年間決済額:360万円
- 獲得マイル(還元率1.0%):36,000マイル
- 継続ボーナス:2,000マイル(ゴールド本会員分)
- 合計:38,000マイル → ハワイ往復のエコノミー特典航空券(40,000マイル)にあと少し!
テクニック⑦:キャンペーンと入会特典を逃さない
ANAカードでは定期的に入会キャンペーンが実施されており、条件を満たすと数千〜数万マイルが一気に獲得できます。特にANA AMEX ゴールドの入会キャンペーンは最大60,000マイル相当と業界最高水準。新規入会を検討する際は、キャンペーン時期を見極めて申し込みましょう。
また、「ANA VISA ワイドゴールドカード → ANAスーパーフライヤーズカードへの切り替え」など、カードのアップグレード時にもボーナスが付くケースがあります。こうした情報はANA公式サイトやマイラーコミュニティで随時チェックしておくのが得策です。
タイプ別おすすめカードの選び方ガイド
ここまでの情報を踏まえて、あなたのタイプ別に最適なカードを具体的にご提案します。
マイル初心者・学生の方
おすすめ:ANA JCB 一般カード
マイルの世界に初めて足を踏み入れる方には、年会費が安く初年度無料のANA JCB 一般カードが最適です。まずは5マイルコース(移行手数料無料)でスタートし、マイルが貯まる実感を得てから、必要に応じて10マイルコースやゴールドカードへのステップアップを検討しましょう。
学生の方は「ANA JCBカード(学生用)」もおすすめ。在学中は年会費無料で、卒業後に自動的に一般カードに切り替わるため、早い段階からマイルを貯め始めることができます。
都市部で電車通勤している方
おすすめ:ソラチカカード(東京メトロユーザー)またはANA VISA Suicaカード(JR東日本ユーザー)
毎日の通勤で自動的にマイルが貯まるのは、この2枚ならではの大きなメリット。東京メトロをメインで使うならソラチカカード、JR東日本がメインならANA VISA Suicaカードを選びましょう。両方の路線を使う方は、メインカードとサブカードとして2枚持ちするのもアリです。
出張族・年間決済額が多い方
おすすめ:ANA VISA ワイドゴールドカードまたはANA AMEX ゴールドカード
年間決済額が100万円を超える方は、迷わずゴールドカード以上を選びましょう。ANA VISA ワイドゴールドは年会費を割引でき、コスパに優れます。ANA便の利用が特に多い方や、入会キャンペーンで大量マイルを狙いたい方はANA AMEX ゴールドが有利です。
出張が多い方は、空港ラウンジの利用や充実した旅行保険も重要な判断基準。これらの付帯特典は、ゴールドカードならではの恩恵です。ちなみに、出張や旅行の際はトラベルネックピローを1つバッグに入れておくと、空港ラウンジでの仮眠やフライト中の睡眠が格段に快適になります。
家族旅行でマイルを使いたい方
おすすめ:ANA VISA ワイドゴールドカード+家族カード
家族全員の決済をゴールドカードに集約し、ファミリーマイルで合算すれば、家族旅行の特典航空券に必要なマイルに最速で到達できます。家族カードの年会費は本会員より大幅に安い(ワイドゴールドの場合4,400円)ため、トータルコストを抑えながら効率よく貯められます。
筆者はANA VISA ワイドゴールドカード+妻の家族カードで、夫婦合わせて月約35万円をカード決済しています。年間決済額は約420万円で、42,000マイル+継続ボーナス2,000マイル+搭乗ボーナスなどを合わせると年間約50,000マイルを獲得。これで毎年、家族3人の沖縄旅行(特典航空券)を実現しています。カードの年会費約14,000円(本会員+家族会員)に対し、特典航空券の価値は5〜8万円相当。十分すぎるリターンです。
特典航空券の賢い使い方と予約のコツ
せっかく貯めたマイルも、うまく使わなければ価値は半減します。ここでは、特典航空券を最大限活用するためのテクニックをお伝えします。
特典航空券の必要マイル数一覧
2026年現在のANA国内線・国際線特典航空券に必要なマイル数の目安です(レギュラーシーズン・往復)。
| 路線 | エコノミー | ビジネス | ファースト |
|---|---|---|---|
| 東京 → 大阪 | 12,000マイル | — | — |
| 東京 → 沖縄 | 18,000マイル | — | — |
| 東京 → ソウル | 15,000マイル | 30,000マイル | — |
| 東京 → ホノルル | 40,000マイル | 65,000マイル | — |
| 東京 → ニューヨーク | 50,000マイル | 75,000マイル | 150,000マイル |
| 東京 → パリ | 55,000マイル | 80,000マイル | 165,000マイル |
※必要マイル数はシーズン(ローシーズン・レギュラーシーズン・ハイシーズン)によって変動します。最新の必要マイル数はANA公式サイトでご確認ください。
予約は「355日前」が勝負! 早期予約のコツ
ANA国際線特典航空券の予約は搭乗日の355日前から受付開始です。人気路線のビジネスクラスやファーストクラスは、予約開始と同時に埋まってしまうことも珍しくありません。
特に以下の路線・時期は競争率が非常に高いため、早期予約が必須です。
- ホノルル線のビジネスクラス(年末年始・GW・お盆)
- ヨーロッパ線のビジネスクラス(夏休みシーズン)
- ニューヨーク線のファーストクラス(通年で争奪戦)
予約開始日をカレンダーに登録し、AM9:00の受付開始と同時にANA公式サイトにアクセスする——これが特典航空券獲得の鉄則です。
スターアライアンス特典航空券を活用する
ANAマイルは、ANA便だけでなくスターアライアンス加盟航空会社の特典航空券にも交換できます。ユナイテッド航空、ルフトハンザ航空、シンガポール航空、タイ国際航空など、世界26社の便を利用可能。ANA便で空席がなくても、スターアライアンス他社便で代替できる場合があるため、選択肢が大幅に広がります。
マイルで行く旅をもっと快適にするアイテム
特典航空券でのフライトが決まったら、旅の準備も万全にしたいところ。特にエコノミークラスでの長距離フライトは、快適グッズの有無で疲労度が大きく変わります。
筆者が毎回の旅行で必ず持っていくのが、機内持ち込みスーツケース(軽量)です。LCC利用時はもちろん、ANA特典航空券での旅行でも、預け荷物なしで身軽に移動できると空港での時間を大幅に短縮でき、旅の満足度がぐんと上がります。
- 特典航空券には燃油サーチャージや空港税・諸税が別途かかります(国際線の場合、数千円〜数万円)。完全無料ではないことを理解しておきましょう。
- マイルの有効期限は通常3年間。期限切れでマイルが失効しないよう、計画的に貯めて使うことが重要です。
- 予約変更・キャンセルには手数料がかかる場合があります。旅程が確定してから予約するのが安心です。
よくある質問(FAQ)
Q1. ANAマイルカードは何枚持つのがベストですか?
A. おすすめはメインカード1枚+サブカード1枚の2枚持ちです。メインカードにはANA VISA ワイドゴールドやANA AMEX ゴールドなど高還元のカードを、サブカードにはソラチカカードやANA VISA Suicaカードなど交通系カードを選ぶのが定番の組み合わせ。メインカードで日常決済のマイルを最大化し、サブカードで通勤のマイルを追加獲得する戦略です。ただし、カードを増やしすぎると管理が煩雑になるため、3枚以上はあまりおすすめしません。
Q2. ANAマイルの有効期限はどれくらいですか?延長する方法はありますか?
A. ANAマイルの有効期限は獲得日から36ヶ月(3年間)です。基本的に延長はできませんが、以下の方法で実質的に期限を伸ばすことが可能です。
- カード会社のポイント(Vポイント、Oki Dokiポイントなど)の状態で保持し、マイルへの移行を旅行直前に行う
- ANA SKYコインに交換する(有効期限がリセットされ、交換日から12ヶ月に)
- ANAダイヤモンド会員・SFC会員はマイルの有効期限なし(一部条件あり)
Q3. マイル還元率1.0%と0.5%では、年間でどれくらい差が出ますか?
A. 年間決済額ごとの差を具体的に見てみましょう。
- 年間100万円決済:1.0%なら10,000マイル、0.5%なら5,000マイル → 差は5,000マイル
- 年間200万円決済:1.0%なら20,000マイル、0.5%なら10,000マイル → 差は10,000マイル
- 年間300万円決済:1.0%なら30,000マイル、0.5%なら15,000マイル → 差は15,000マイル
15,000マイルは東京→沖縄の往復特典航空券にほぼ相当。つまり、還元率の差が年1回の沖縄旅行分の差になるということです。年間決済額が大きいほど、高還元率カードを選ぶメリットは大きくなります。
Q4. ANA一般カードとゴールドカード、どちらを選ぶべきですか?
A. 判断基準は「年間決済額」と「飛行機に乗る頻度」です。
年間決済額が100万円未満でANAにほとんど乗らない方は、一般カード(10マイルコース)で十分。年間コストは2,200円+5,500円=7,700円です。
一方、年間決済額が100万円以上、またはANAに年3回以上搭乗する方は、ゴールドカードの方がお得。年会費は高くなりますが、10マイルコース手数料が無料、搭乗ボーナスが+25%(一般カードは+10%)、空港ラウンジ無料、旅行保険が充実——と、メリットが年会費の差額を大きく上回ります。
Q5. 他社のマイル(JALマイルなど)からANAマイルに交換できますか?
A. 残念ながら、JALマイルからANAマイルへの直接交換はできません。航空会社のマイル同士の相互交換は基本的に不可です。ただし、一部のポイントプログラム(例:各種ポイントサイト、クレジットカードのポイント)を経由して、間接的にANAマイルに変換することは可能です。ポイントサイトのポイント → Vポイント → ANAマイルといったルートが代表的です。
Q6. ANAマイルカードの審査は厳しいですか?
A. カードのグレードによって異なります。一般カード(ANA JCB一般、ソラチカカードなど)は比較的審査が通りやすく、安定した収入があれば問題ないケースがほとんどです。学生用カードもあるため、大学生でも申し込めます。
ゴールドカードは年収や勤続年数がある程度求められますが、目安として年収300万円以上、勤続1年以上あれば審査通過の可能性は十分あります。ANA AMEX ゴールドは他のゴールドカードと比べてやや審査基準が柔軟と言われています。
Q7. ANAマイルとANA SKYコイン、どちらで使うのがお得ですか?
A. 基本的には特典航空券(マイル利用)の方が圧倒的にお得です。前述の通り、特典航空券で使えば1マイル=2〜15円の価値になりますが、SKYコインに交換すると1マイル=1.2〜1.7円程度にしかなりません。ただし、特典航空券に空きがない場合や、有効期限が迫っている場合は、SKYコインに交換して有償航空券の購入に充てるのも有効な手段です。SKYコインなら好きな便を通常通り予約できるため、スケジュールの柔軟性が高まります。
まとめ:2026年、あなたに最適なANAマイルカードを選ぼう
ここまで、ANAマイルが貯まるクレジットカードの仕組みから、おすすめ5選の詳細比較、マイルを爆速で貯めるテクニック、特典航空券の活用法まで徹底解説してきました。最後に、重要なポイントを振り返りましょう。
- 王道はANA VISA ワイドゴールドカード:還元率1.0%、移行手数料無料、年会費割引可で総合力No.1
- 通勤で貯めるならソラチカカード or ANA VISA Suica:交通費が自動的にマイルに変わる
- 高額決済+ANA搭乗が多いならANA AMEX ゴールド:最大3.0%還元と充実特典
- 初心者はANA JCB一般カードからスタート:低コストでマイルの世界を体験
- 固定費の集約+マイルプラス加盟店活用+ポイントサイトで年間5万マイル以上も現実的
- 特典航空券は355日前予約が鉄則:特にビジネスクラスは早い者勝ち
- 1マイルの価値は使い方次第で2〜15円:国際線上位クラスで使うほどお得
ANAマイルを本格的に貯め始めると、毎日の支払いが「将来の旅行への投資」に変わります。コンビニでの買い物も、光熱費の支払いも、すべてが次のフライトへの一歩。この感覚が身につくと、マイルを貯めること自体が楽しくなり、気づけば毎年特典航空券で旅行できるようになっているはずです。
2026年、あなたもANAマイルカードを手に入れて、マイルで叶える空の旅を始めてみませんか?
本記事の情報は2026年9月時点のものです。年会費・還元率・特典内容・必要マイル数などは変更される可能性があります。カードのお申し込み前に、必ず各カード会社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。
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ANAカード・パスポート・搭乗券・現金・外貨をまとめて管理できるトラベルウォレット。空港のチェックインカウンターやイミグレーションで、必要な書類をサッと取り出せるのがポイント。スキミング防止機能付きのものを選ぶと、海外でのカード情報保護にも安心です。
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カード選びに迷ったら、まずは年間決済額を計算してみてください。
年間100万円以上なら「ANA VISA ワイドゴールドカード」、
100万円未満なら「ANA JCB 一般カード」からスタートするのがおすすめです。
あなたの日常の支払いが、明日の空の旅に変わります。✈️