はじめに:JALカードとANAカード、どちらを選ぶべきか
「マイルを効率よく貯めたいけど、JALカードとANAカードのどちらが自分に合っているのかわからない」——そんな悩みを抱えている方は非常に多いのではないでしょうか。
日本の二大航空会社であるJAL(日本航空)とANA(全日本空輸)は、それぞれ独自のクレジットカードを発行しており、マイルの貯まり方や使い方に大きな違いがあります。年間のカード利用額が同じでも、選ぶカードによって獲得マイル数に数千マイルもの差がつくことも珍しくありません。
この記事では、クレジットカード比較のプロが、JALカードとANAカードの「マイルの貯まりやすさ」に焦点を当て、年会費・ショッピングマイル・フライトマイル・特約店・有効期限など、あらゆる角度から徹底比較します。
・JALカードとANAカードの基本スペック比較(年会費・マイル還元率)
・ショッピングでのマイル獲得効率の違い
・フライトボーナスマイルの差
・特約店・提携先の充実度
・マイルの有効期限と使い勝手の比較
・タイプ別おすすめカードの結論
2024年最新の情報をもとに、具体的な数字を交えてわかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までお読みください。
基本スペック比較:年会費・還元率・カードグレード一覧
普通カード(一般カード)の比較
まずは最もスタンダードな「普通カード」同士を比較しましょう。JALカードとANAカードの普通カードは、年会費の設定が若干異なります。
| 比較項目 | JALカード(普通カード) | ANA一般カード |
|---|---|---|
| 年会費(税込) | 2,200円(初年度無料) | 2,200円(初年度無料) |
| 基本マイル還元率 | 0.5%(200円=1マイル) | 0.5%(1,000円=5ポイント=5マイル) |
| マイル還元率アップ手段 | ショッピングマイル・プレミアム加入で1.0%(年会費+4,950円) | 10マイルコース加入で1.0%(年会費+5,500円) |
| 入会ボーナスマイル | 1,000マイル | 1,000マイル |
| 毎年継続ボーナスマイル | 1,000マイル | 1,000マイル |
| フライトボーナスマイル | +10% | +10% |
| 旅行傷害保険(海外) | 最高1,000万円(自動付帯) | 最高1,000万円(利用付帯) |
| 国際ブランド | Visa / Mastercard / JCB | Visa / Mastercard / JCB |
普通カード同士を比較すると、基本スペックはほぼ互角です。年会費はどちらも2,200円(税込)で初年度無料、基本マイル還元率は0.5%、入会・継続ボーナスも同じ1,000マイルとなっています。
ただし、マイル還元率を1.0%にアップする際のコストに差があります。JALカードの「ショッピングマイル・プレミアム」は年会費4,950円(税込)に対し、ANAカードの「10マイルコース」は5,500円(税込)。わずかですがJALカードの方が550円安くなっています。
マイルを本気で貯めるなら、還元率0.5%のままでは効率が悪すぎます。年間100万円のカード利用で比較すると、0.5%なら5,000マイル、1.0%なら10,000マイル。その差5,000マイルは、国内線片道の特典航空券に相当する価値があります。追加年会費を払ってでも、マイル還元率1.0%のオプションに加入することを強くおすすめします。
ゴールドカードの比較
次に、マイル上級者が検討するゴールドカードを比較します。
| 比較項目 | JAL CLUB-Aゴールドカード | ANAワイドゴールドカード |
|---|---|---|
| 年会費(税込) | 17,600円 | 15,400円 |
| 基本マイル還元率 | 1.0%(自動適用) | 1.0%(自動適用) |
| 入会ボーナスマイル | 5,000マイル | 2,000マイル |
| 毎年継続ボーナスマイル | 2,000マイル | 2,000マイル |
| フライトボーナスマイル | +25% | +25% |
| 旅行傷害保険(海外) | 最高1億円(自動付帯) | 最高1億円(利用付帯条件あり) |
| 空港ラウンジ | 国内主要空港ラウンジ無料 | 国内主要空港ラウンジ無料 |
ゴールドカードになると、どちらもマイル還元率1.0%が標準搭載されるため、追加オプション費用は不要です。これが普通カードとの大きな違いです。
年会費はANAワイドゴールドカードが15,400円でJAL CLUB-Aゴールドカードの17,600円より2,200円安い一方、JALカードは入会ボーナスマイルが5,000マイルと大きいのが魅力です。
JAL独自の「CLUB-Aカード」という選択肢
JALカードには、普通カードとゴールドカードの中間に「CLUB-Aカード」(年会費11,000円)という独自のグレードが存在します。このカードはフライトボーナスマイルが+25%とゴールドカード並みで、入会ボーナスも5,000マイル、継続ボーナスも2,000マイルと手厚くなっています。
ただし、ショッピングマイル還元率を1.0%にするにはショッピングマイル・プレミアム(+4,950円)の追加加入が必要で、合計年会費は15,950円。空港ラウンジは使えませんが、フライトマイル重視の方にとっては魅力的な選択肢です。
ショッピングマイル比較:日常の買い物でどちらが貯まる?
基本還元率の仕組みの違い
JALカードとANAカードでは、マイルが貯まる仕組みが根本的に異なります。
JALカードは、カード利用で直接JALマイルが貯まるシンプルな仕組みです。200円の利用ごとに1マイル(ショッピングマイル・プレミアム加入時は100円=1マイル)が自動的にJALマイレージバンクの口座に積算されます。
ANAカードは、カード利用でまず「ワールドプレゼント」や「Oki Dokiポイント」などのカード会社のポイントが貯まり、それをANAマイルに移行するという2段階の仕組みです。
ANAカードの場合、ポイントからマイルへの移行は自動設定もできますが、手動で行う場合は移行手続きが必要です。また、移行コース(5マイルコース/10マイルコース)によって移行レートが異なるため、自分がどのコースに加入しているか必ず確認しましょう。なお、ポイントの有効期限とマイルの有効期限が別々に管理される点にも注意が必要です。
年間利用額別のマイル獲得シミュレーション
具体的に年間のカード利用額別で、獲得できるマイル数を比較してみましょう。ここでは、どちらもマイル還元率1.0%のオプションに加入した場合で計算します。
【年間50万円利用の場合】
- JALカード:ショッピングマイル 5,000マイル + 継続ボーナス 1,000マイル = 合計 6,000マイル
- ANAカード:ショッピングマイル 5,000マイル + 継続ボーナス 1,000マイル = 合計 6,000マイル
【年間100万円利用の場合】
- JALカード:ショッピングマイル 10,000マイル + 継続ボーナス 1,000マイル = 合計 11,000マイル
- ANAカード:ショッピングマイル 10,000マイル + 継続ボーナス 1,000マイル = 合計 11,000マイル
【年間200万円利用の場合】
- JALカード:ショッピングマイル 20,000マイル + 継続ボーナス 1,000マイル = 合計 21,000マイル
- ANAカード:ショッピングマイル 20,000マイル + 継続ボーナス 1,000マイル = 合計 21,000マイル
基本的なショッピングマイルの還元率は、1.0%オプション加入後はほぼ同等です。差が出るのは、次に解説する特約店・提携先での利用です。
特約店でのマイル還元率が勝敗を分ける
JALカードもANAカードも、それぞれの「特約店」で利用するとマイル還元率が2倍になる仕組みを持っています。この特約店のラインナップが、実際のマイル獲得力に大きな差を生みます。
JALカード特約店の主な加盟先:
- イオン(全国のイオン・マックスバリュ等)
- ファミリーマート
- ENEOS(ガソリンスタンド)
- マツモトキヨシ
- 大丸・松坂屋
- ロイヤルホスト
- ウエルシア
- 紀伊國屋書店
- トヨタレンタカー
ANAカードマイルプラス加盟店の主な加盟先:
- セブン-イレブン
- マツモトキヨシ
- スターバックス
- 大丸・松坂屋
- ENEOS
- 高島屋
- ヤマダ電機
- 紀伊國屋書店
- コナカ
JALカードの特約店にはイオンとファミリーマートが含まれており、日常の食料品・日用品の買い物でマイルが2倍になります。一方、ANAカードはセブン-イレブンとスターバックスが強みです。あなたの生活圏にどちらの特約店が多いかが、カード選びの重要な判断基準になります。自分が月にいくらくらい特約店で使っているか、一度計算してみることをおすすめします。
例えば、イオンで月3万円買い物をする家庭がJALカード(ショッピングマイル・プレミアム加入)を使えば、月600マイル(通常300マイル+特約店ボーナス300マイル)、年間7,200マイルが追加で貯まる計算になります。これは普通に使った場合の年間3,600マイルの倍です。
電子マネー・キャッシュレス決済との連携
近年はキャッシュレス決済の普及により、電子マネーとの連携もマイル獲得の重要なポイントになっています。
JALカードは、WAONとの連携が強力です。JMB WAONカードにJALカードでチャージすると、チャージ時と利用時の二重取りでマイルが貯まります。イオン系列での買い物が多い方には大きなメリットです。
ANAカードは、楽天Edyとの連携がポイントです。ANAマイレージクラブ機能付きのEdyカードで支払うと、200円につき1マイルが貯まります。また、Apple PayやGoogle Payへの対応もスムーズです。
フライトマイル比較:空の上でどちらが得するか
フライトボーナスマイルの仕組み
マイル系カードの本領を発揮するのが、実際にフライトに搭乗したときに付与されるフライトボーナスマイルです。通常のフライトマイル(区間マイル)に加えて、カード会員限定のボーナスマイルが上乗せされます。
フライトボーナスマイル率の比較:
- 普通カード:JAL +10% / ANA +10%
- CLUB-Aカード(JALのみ):JAL +25%
- ゴールドカード:JAL +25% / ANA +25%
- プラチナカード:JAL +25% / ANA +50%
普通カードとゴールドカードではボーナス率は同じですが、プラチナカードになるとANAの+50%がJALの+25%を大きくリードします。頻繁に飛行機に乗るヘビーフライヤーにとっては、ANAプラチナカードの圧倒的なボーナス率は見逃せません。
具体的なフライトでのマイル獲得シミュレーション
実際の路線で、獲得マイル数を比較してみましょう。ゴールドカード(フライトボーナス+25%)を持っている場合で計算します。
【東京→大阪(片道)の場合】
区間マイル:約280マイル
ゴールドカードボーナス(+25%):+70マイル
合計:約350マイル(JAL・ANAとも同等)
【東京→沖縄(片道)の場合】
区間マイル:約984マイル
ゴールドカードボーナス(+25%):+246マイル
合計:約1,230マイル(JAL・ANAとも同等)
【東京→ホノルル(片道)の場合】
区間マイル:約3,831マイル
ゴールドカードボーナス(+25%):+958マイル
合計:約4,789マイル(JAL・ANAとも同等)
同じカードグレード同士であれば、フライトボーナスの上乗せ率は同じです。ただし、ここで考慮すべきなのは実際のフライトマイルの積算率です。これは予約クラス(運賃種別)によって変わります。
予約クラス別の積算率の違い
格安航空券(包括旅行割引運賃など)の場合、JALとANAでマイル積算率が異なることがあります。
JALは2023年以降、一部の割引運賃でもマイル積算率を改善しており、先得割引などでも75%の積算率を維持しています。一方、ANAのスーパーバリューなど一部の割引運賃では50〜75%の積算率となっているケースもあります。
頻繁に格安運賃で国内線を利用する方は、各航空会社の公式サイトで最新の積算率を確認することをおすすめします。
JALはワンワールド・アライアンス、ANAはスターアライアンスに加盟しています。海外旅行でどちらのアライアンスの航空会社をよく利用するかも、カード選びの大きな判断材料です。例えば、アメリカン航空やブリティッシュ・エアウェイズを利用する機会が多ければJAL(ワンワールド)、ユナイテッド航空やシンガポール航空を使うならANA(スターアライアンス)が有利です。
搭乗回数が少ない人にこそ重要な「初回搭乗ボーナス」
JALカードには、毎年の初回搭乗ボーナスマイルという独自の仕組みがあります。その年初めてJAL便に搭乗すると、普通カードで1,000マイル、CLUB-Aカード以上で2,000マイルが自動的に付与されます。
ANAカードにも同様の「搭乗ボーナスマイル」がありますが、こちらはANAグループ便搭乗時に毎回フライトマイルの10〜50%が上乗せされる仕組みで、初回搭乗に特化したボーナスではありません。
年に1〜2回しか飛行機に乗らない方にとっては、JALカードの初回搭乗ボーナスの方が実質的な恩恵が大きいと言えるでしょう。
マイルの有効期限と使い勝手を比較
有効期限の違い
せっかく貯めたマイルも、有効期限が切れてしまっては意味がありません。JALマイルとANAマイルの有効期限を確認しましょう。
- JALマイル:搭乗日(または積算月)から36か月(3年間)
- ANAマイル:利用月から36か月(3年間)
基本的な有効期限はどちらも3年間で同じです。ただし、重要な違いがあります。
ANAカードの場合、まずカード会社のポイント(Vポイントなど)として貯まり、その後マイルに移行します。ポイントの有効期限はカードグレードによって2〜5年あるため、ポイントの状態で保持しておき、必要な時にマイルに移行することで、実質的にマイルの有効期限を延長できるというメリットがあります。
ANAゴールドカードの場合、Vポイントの有効期限は3年。ポイントを3年間貯めてからマイルに移行すれば、実質的に最大約6年間マイルを保持できます。JALカードは直接マイルが貯まるため、この延長テクニックは使えません。マイルの貯蓄期間を長くしたい方には、ANAカードの方が有利です。
特典航空券の必要マイル数比較
マイルの使い道として最も人気が高い「特典航空券」。JALとANAで必要マイル数を比較します。
【国内線特典航空券の必要マイル数(片道・通常期)】
- 東京⇔大阪:JAL 6,000マイル / ANA 6,000マイル(シーズン変動あり)
- 東京⇔沖縄:JAL 7,500マイル / ANA 7,500マイル(シーズン変動あり)
- 東京⇔札幌:JAL 7,500マイル / ANA 7,500マイル(シーズン変動あり)
【国際線特典航空券の必要マイル数(往復・エコノミー・レギュラーシーズン)】
- 東京⇔ソウル:JAL 15,000マイル / ANA 15,000マイル
- 東京⇔ホノルル:JAL 40,000マイル / ANA 40,000マイル
- 東京⇔ニューヨーク:JAL 50,000マイル / ANA 50,000マイル
基本的な必要マイル数は拮抗していますが、JALもANAも近年は変動制の特典航空券(JAL国内線は「特典航空券PLUS」、ANAは「トクたびマイル」など)を導入しており、閑散期にはより少ないマイルで搭乗できるケースが増えています。
特典航空券の予約しやすさ
マイルを貯めても、特典航空券が予約できなければ意味がありません。予約のしやすさは、実はカード選びと同じくらい重要なポイントです。
JALは、330日前から予約可能で、JMBダイヤモンド・JGCプレミア会員は先行予約の特典があります。また、「特典航空券PLUS」により、通常の特典枠が満席でも追加マイルを支払って予約できる仕組みがあり、予約の取りやすさはJALが一歩リードと言われています。
ANAは、355日前から予約可能で、JALよりも早い時期から予約できます。しかし、人気路線・時間帯では早期に埋まりやすい傾向があり、特にGW・お盆・年末年始は争奪戦になることも。一方で、「トクたびマイル」は通常の半分以下のマイルで利用できるお得なキャンペーンで、柔軟な日程で旅行できる方には大きなメリットです。
マイルで特典航空券を取得して旅行する際には、カードやパスポート、現金をまとめて管理できる旅行用パスポートウォレットがあると便利です。JALカードもANAカードも、マイル系カードは旅行の必須アイテムですので、パスポートと一緒にスマートに持ち歩けるトラベルウォレットに入れておくと、空港でのチェックインもスムーズになります。
提携サービス・特典の充実度を比較
空港サービスの違い
JALカードとANAカードでは、空港での特典にも違いがあります。
JALカードの空港特典:
- 国内線サクララウンジの利用(ゴールドカード以上は空港ラウンジ利用可、サクララウンジは別途ステータスが必要)
- JALカード会員専用の手荷物宅配割引
- 空港内免税店での割引(5〜10%OFF)
- 機内販売10%OFF
ANAカードの空港特典:
- 国内主要空港のANA FESTA(空港売店)で10%OFF
- ANAカード会員専用のレンタカー割引
- 空港内免税店での割引
- 機内販売10%OFF
ホテル・レンタカーなど旅行関連の提携先
旅行全体でのマイル獲得機会という点でも比較してみましょう。
JALカードは、ニッコー・ホテルズ・インターナショナルやオークラ ニッコー ホテルマネジメントなど、JALグループのホテルでの宿泊でマイルが貯まります。また、トヨタレンタカーなどとの提携もあり、旅行全体でマイルを効率よく貯められる仕組みが整っています。
ANAカードは、IHG・ANA・ホテルズグループジャパンとの連携が強力で、ANAインターコンチネンタルホテルやANAクラウンプラザホテルでの宿泊でマイルが貯まります。また、ANAトラベラーズ(旧ANAスカイホリデー)での旅行予約でもマイルが積算されます。
日常生活でのマイル獲得チャンス
飛行機に乗らない日常でも、マイルを貯める方法は豊富にあります。
JALカードのマイルパートナー:
- JALマイレージモール(ネットショッピング):Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで追加マイル
- JALカード特約店:日常の買い物でマイル2倍
- JMB WAON:電子マネー利用でマイル積算
ANAカードのマイルパートナー:
- ANAマイレージモール:同様にネットショッピングで追加マイル
- ANAカードマイルプラス加盟店:対象店舗でマイル上乗せ
- ANAマイルが貯まるポイントサイト連携(ポイント交換でマイル化)
ANAカードの強みは、ポイントサイトとの連携の幅広さです。各種ポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに交換できるルートが多数存在し、「陸マイラー」と呼ばれるフライトなしでマイルを大量に貯める手法では、ANAマイルの方が貯めやすいと言われています。
タイプ別おすすめ:あなたに合うのはJALカード?ANAカード?
JALカードがおすすめな人
以下に当てはまる方は、JALカードを選ぶべきです。
- イオン系列の店舗で買い物をすることが多い方:JALカード特約店のイオンでマイル2倍は大きなアドバンテージ
- シンプルにマイルを貯めたい方:直接マイルが貯まるため、ポイント移行の手間がない
- ワンワールド・アライアンスの航空会社をよく使う方:アメリカン航空、キャセイパシフィック航空、カンタス航空など
- 特典航空券の予約しやすさを重視する方:「特典航空券PLUS」により、追加マイルで予約可能
- 年に1回は必ず飛行機に乗る方:初回搭乗ボーナスマイルが毎年もらえる
- WAONを日常的に使う方:JALカード→WAONチャージでマイル二重取りが可能
ANAカードがおすすめな人
以下に当てはまる方は、ANAカードを選ぶべきです。
- セブン-イレブンやスターバックスをよく利用する方:ANAカードマイルプラス加盟店でマイル上乗せ
- マイルを長期間かけてじっくり貯めたい方:ポイント→マイル移行で有効期限を実質延長できる
- スターアライアンスの航空会社をよく使う方:ユナイテッド航空、シンガポール航空、タイ国際航空など
- 陸マイラーとして飛行機に乗らずにマイルを貯めたい方:ポイントサイトからの交換ルートが豊富
- 年会費をできるだけ抑えたい方:ANAワイドゴールドカードは15,400円でJALゴールドより安い
- 「トクたびマイル」を活用して少ないマイルで旅行したい方:柔軟な日程で旅行できるなら大きなメリット
両方持つ「二刀流」という選択肢
実は、JALカードとANAカードを両方持つという選択肢もあります。「そんなの年会費がもったいない」と思われるかもしれませんが、以下のような使い分けが可能です。
- 普段の買い物:特約店に応じてJALカードとANAカードを使い分け
- JAL便搭乗時:JALカードで支払い+マイル積算
- ANA便搭乗時:ANAカードで支払い+マイル積算
- 特典航空券:予約が取りやすい方、必要マイル数が少ない方を選択
ただし、マイルが分散するデメリットもあるため、年間利用額が200万円以上のハイスペンダーの方でなければ、どちらかに集中した方が特典航空券に早くたどり着けるでしょう。
国内線の特典航空券でも片道6,000〜7,500マイルが必要です。2枚のカードに分散させると、それぞれのマイル口座が中途半端な残高になり、いつまでたっても特典航空券に交換できないという事態に陥りがちです。メインカードを1枚決め、そちらに集中させることが、マイルを効率よく貯める最大のコツです。
マイルが貯まったらいよいよフライト。長距離フライトでは、ノイズキャンセリングヘッドホンがあるとフライト体験が格段に向上します。エンジン音をカットして映画や音楽を楽しめるだけでなく、快適な睡眠にも役立ちます。マイルで貯めた特典航空券の旅をさらに充実させるアイテムとして、ぜひチェックしてみてください。
よくある質問(FAQ)
Q1. JALカードとANAカード、初心者にはどちらがおすすめですか?
A. 初心者の方には、JALカードをおすすめします。理由は、カード利用で直接マイルが貯まるシンプルな仕組みだからです。ANAカードはポイントからマイルへの移行手続きが必要で、移行コースの選択や有効期限の管理など、やや複雑な面があります。まずはJALカードでマイルを貯める楽しさを体験し、慣れてきたらANAカードも検討するという段階的なアプローチがおすすめです。
Q2. 年会費無料でマイルが貯まるカードはありますか?
A. JALカード・ANAカードともに、年会費完全無料のカードは基本的にありません(初年度無料は両方とも対応)。ただし、年間のマイル獲得で年会費分を回収できるかが重要です。例えば、年会費2,200円のカードで年間22万円以上利用すれば(還元率1.0%の場合)、2,200マイル以上が貯まり、マイルの価値(1マイル=約2〜3円)を考えると十分に元が取れます。
Q3. JALマイルとANAマイル、どちらの方がマイルの価値が高いですか?
A. マイルの価値は使い方によって大きく変わります。一般的に、国際線ビジネスクラスやファーストクラスの特典航空券に使った場合、1マイルあたり5〜15円以上の価値になることもあります。JALとANAで必要マイル数に大きな差はないため、マイル自体の価値はほぼ同等です。ただし、「トクたびマイル」や「特典航空券PLUS」などの独自サービスにより、使い勝手に差が出ることはあります。
Q4. 家族でマイルを合算することはできますか?
A. はい、両社とも家族間でマイルを共有できる仕組みがあります。JALは「JALカード家族プログラム」、ANAは「ANAカードファミリーマイル」として、家族のマイルを合算して特典航空券に交換できます。家族カードの年会費はどちらも本会員より安く設定されているため、家族全員でマイルを集中させると、特典航空券に早くたどり着けます。
Q5. マイルが失効しそうな場合、どうすればいいですか?
A. マイルの有効期限が迫った場合の対処法は複数あります。JALマイルの場合は、e JALポイントに交換すると有効期限が1年延長されます。また、WAONポイントやAmazonギフト券などに交換する方法もあります。ANAマイルの場合は、ANAスカイコインに交換すると有効期限が1年延長され、航空券の購入に使えます。どちらも、特典航空券に足りないマイルを無理に貯めるよりも、他のポイントに交換して有効活用する方が得策な場合があります。
Q6. JALカードとANAカード、審査の難易度に違いはありますか?
A. 一般的に、普通カードレベルでは審査難易度に大きな差はないと言われています。どちらも安定した収入があり、信用情報に問題がなければ発行される可能性が高いです。ゴールドカード以上になると、年収や利用実績がより重視されますが、こちらも両社で大きな差はありません。20代の方向けの「JAL CLUB EST」や「ANA JCBカード ZERO」など若年層向けカードもあるため、年齢に応じた選択をするとよいでしょう。
Q7. 海外旅行ではどちらのカードが便利ですか?
A. 海外旅行での利便性は、どの地域に行くかとどのアライアンスの航空会社を使うかで変わります。JALカード(ワンワールド)はアメリカ・ヨーロッパ・オーストラリア方面に強く、ANAカード(スターアライアンス)は東南アジア・北米・ヨーロッパに強い提携ネットワークを持っています。旅行保険は、JALカードのゴールド以上は自動付帯で最高1億円、ANAカードは利用付帯の条件がある点に注意してください。
まとめ:JALカード vs ANAカード、あなたに最適な1枚は?
ここまでJALカードとANAカードのマイル貯蓄力を徹底比較してきました。最後に重要ポイントを整理します。
【JALカード vs ANAカード 比較まとめ】
- ✅ 基本マイル還元率:どちらも1.0%(オプション加入時)で互角。JALカードの方がオプション費用が550円安い
- ✅ ショッピングマイル:特約店の違いが最大の差別化ポイント。イオン・ファミマ派はJAL、セブン・スタバ派はANA
- ✅ フライトマイル:ゴールドカードまでは互角。プラチナカードではANA(+50%)が圧勝
- ✅ マイル有効期限:基本は3年で同じだが、ANAはポイント経由で実質延長可能
- ✅ 特典航空券の予約しやすさ:JALの「特典航空券PLUS」がやや有利
- ✅ 陸マイラー適性:ポイントサイト連携が豊富なANAが有利
- ✅ ゴールドカード年会費:ANA(15,400円)がJAL(17,600円)より安い
- ✅ 初心者の使いやすさ:直接マイルが貯まるJALがシンプルで分かりやすい
結局のところ、「どちらが絶対的に優れている」という答えはありません。あなたのライフスタイル、よく利用する店舗、飛行機に乗る頻度、旅行先の傾向によって最適な1枚は異なります。
大切なのは、1枚に決めたらそのカードに集中して使い続けることです。分散させずに集中投下することで、特典航空券に必要なマイルに最短でたどり着けます。
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