JALカード vs ANAカード──2026年、マイルが本当に貯まるのはどっち?
「マイルを貯めて無料で飛行機に乗りたい!」──そう思ったとき、真っ先に候補に挙がるのがJALカードとANAカードです。どちらも日本を代表する航空系クレジットカードですが、マイルの貯まり方・使い方・年会費体系には意外なほど大きな違いがあります。
2026年現在、両社ともにポイントプログラムのリニューアルや提携先の拡大を進めており、「数年前の情報」で比較すると判断を誤るリスクがあります。本記事では2026年8月時点の最新情報をもとに、マイル還元率・年会費・付帯特典・使い勝手まで、あらゆる角度からJALカードとANAカードを徹底比較します。
この記事を読み終えるころには、あなたのライフスタイルに合った「本当にマイルが貯まるベストな1枚」が明確になるはずです。
- JALカード・ANAカードの基本スペック比較(年会費・還元率・国際ブランド)
- 普段使い&フライトそれぞれのマイル獲得効率
- 年間利用額別の具体的シミュレーション
- ライフスタイル別「あなたに合うカード」の結論
- マイル旅行をもっと快適にするおすすめグッズ
JALカード・ANAカードの基本スペックを一覧比較
まずは両カードの代表的なグレードを横並びで比較しましょう。ここでは最も利用者が多い一般カード(普通カード)とゴールドカードを中心に取り上げます。
一般カード(普通カード)比較表
| 比較項目 | JALカード(普通カード) | ANAカード(一般カード) |
|---|---|---|
| 年会費(税込) | 2,200円(初年度無料) | 2,200円(初年度無料) |
| 基本マイル還元率 | 0.5%(200円=1マイル) | 0.5%(1,000円=1ポイント=5マイル) |
| マイル還元率UP方法 | ショッピングマイル・プレミアム(+4,950円/年)で1.0% | 10マイルコース(+5,500円/年)で1.0% |
| フライトボーナスマイル | 区間マイルの+10% | 区間マイルの+10% |
| 入会・継続ボーナス | 入会1,000マイル / 毎年初回搭乗1,000マイル | 入会1,000マイル / 継続1,000マイル |
| 国際ブランド | VISA / Mastercard / JCB / Amex | VISA / Mastercard / JCB |
| 海外旅行保険(自動付帯) | 最高1,000万円 | 最高1,000万円 |
| マイル有効期限 | 搭乗日から36か月 | 獲得から36か月(※ANAカード単体) |
ゴールドカード比較表
| 比較項目 | JAL CLUB-Aゴールドカード | ANAワイドゴールドカード |
|---|---|---|
| 年会費(税込) | 17,600円 | 15,400円 |
| 基本マイル還元率 | 1.0%(自動付帯) | 1.0%(自動付帯) |
| フライトボーナスマイル | 区間マイルの+25% | 区間マイルの+25% |
| 入会・継続ボーナス | 入会5,000マイル / 毎年初回搭乗2,000マイル | 入会2,000マイル / 継続2,000マイル |
| 空港ラウンジ | 国内主要空港+ハワイ・ホノルル | 国内主要空港+ハワイ・ホノルル |
| 海外旅行保険 | 最高5,000万円(自動付帯) | 最高5,000万円(自動付帯) |
一般カードではマイル還元率1.0%を実現するために別途オプション費用がかかります。JALカードは「ショッピングマイル・プレミアム」で+4,950円、ANAカードは「10マイルコース」で+5,500円。つまり実質年会費はそれぞれ7,150円と7,700円。わずかですがJALカードのほうが550円安く1.0%還元を実現できます。一方、ゴールドカードでは追加費用なしで1.0%還元が標準装備のため、年間利用額が大きい方はゴールドのほうがコスパが良くなります。
国際ブランドの選択肢の違い
JALカードはVISA・Mastercard・JCB・Amexの4ブランドから選べるのに対し、ANAカードの一般カードは基本的にVISA・Mastercard・JCBの3ブランドです(ANAアメックスは別体系で年会費が異なります)。海外利用を想定する場合、VISAかMastercardを選ぶのが鉄板ですが、JALカードならAmexブランドも同じ年会費体系で選べる点は地味にメリットと言えるでしょう。
マイルの貯まりやすさを徹底解剖──ショッピング編
航空系カードのマイルは大きく「ショッピング(日常決済)で貯まるマイル」と「フライトで貯まるマイル」の2種類に分けられます。まずは日常利用のショッピングマイルから比較していきましょう。
基本還元率はどちらも1.0%──差がつくのは「特約店」
オプション加入後の基本還元率はどちらも1.0%(100円=1マイル相当)で横並びです。しかし、実際に差がつくのは特約店(パートナー店舗)でのマイル加算です。
JALカード特約店では、通常の2倍(100円=2マイル=還元率2.0%)のマイルが貯まります。代表的な特約店にはイオン、ファミリーマート、マツモトキヨシ、ENEOS、ロイヤルホストなどがあり、日常の買い物で自然と高還元を享受できるのが特長です。
ANAカードマイルプラス加盟店でも同様に追加マイルが付与されます。セブン-イレブン、スターバックス、マツモトキヨシ(ANAも対象)、出光興産など幅広い店舗が対象ですが、加算されるのは100円または200円=1マイルと店舗によってバラつきがある点に注意が必要です。
JALカード特約店とANAカードマイルプラス加盟店は一部重複しますが、コンビニだけ見てもJALは「ファミリーマート」、ANAは「セブン-イレブン」と分かれています。あなたが日常的に利用する店舗がどちらの特約店に多く含まれるかを確認することが、マイルの貯まりやすさを左右する重要なチェックポイントです。
電子マネー・QR決済との相性
2026年現在、キャッシュレス決済は多様化しています。マイルを効率よく貯めるには、カードそのものだけでなく電子マネーやQRコード決済との連携も見逃せません。
JALカードはWAONとの連携が強力です。JALカードからWAONへのチャージでチャージ分のマイルが貯まり、WAONでの支払いでもWAONポイント→マイルへの交換が可能。二重取りで実質還元率を引き上げられます。
ANAカードは楽天Edyとの相性が良く、ANAカードからEdyへのチャージ+Edy支払いでマイルの二重取りが可能です。また、ANAマイレージクラブモバイルプラスに加入すると、Edy利用時のマイル加算率がアップします。
ネットショッピングでの加算ルート
オンラインショッピングでも専用モールを経由することでマイルが追加獲得できます。
- JALカード:「JALマイレージモール」経由で最大+数十倍のマイル加算
- ANAカード:「ANAマイレージモール」経由で最大+数十倍のマイル加算
どちらも主要ECサイト(楽天市場、Yahoo!ショッピングなど)を網羅しており、機能面で大きな差はありません。ただし、個別のキャンペーンで一時的にどちらかが有利になることがあるため、こまめにチェックする習慣が大切です。
マイルの貯まりやすさを徹底解剖──フライト編
マイルカードの本領発揮は、やはりフライトです。搭乗するたびに区間マイルとボーナスマイルが積み上がっていく仕組みを詳しく見ていきましょう。
フライトマイルの基本構造
フライトで獲得できるマイルは、次の計算式で決まります。
フライトマイル = 区間基本マイル × 運賃種別の積算率 × (1 + ボーナス率)
区間基本マイルは距離によって決まるためJAL・ANAで大きな差はありません(同一路線であればほぼ同じ)。差が出るのはカードに付帯するボーナスマイル率です。
カードグレード別ボーナスマイル比較
以下は主要グレードのフライトボーナスマイル率をまとめたものです。
- 普通カード(一般カード):JAL +10% / ANA +10%
- CLUB-A(JAL)/ ワイドカード(ANA):JAL +25% / ANA +25%
- ゴールドカード:JAL +25% / ANA +25%
- プラチナ/プレミアム:JAL +25% / ANA +50%
注目すべきは最上位カードです。ANAのプレミアムカード(スーパーフライヤーズ含む)はフライトボーナスが+50%と、JALの+25%を大きく上回ります。年に何十回も搭乗するヘビーフライヤーにとっては、この差は見逃せません。
搭乗ボーナス・継続ボーナスの違い
JALカードとANAカードでは、ボーナスマイルの付与タイミングが異なります。
JALカードは「毎年初回搭乗ボーナス」という仕組みで、その年に初めてJALグループ便に搭乗した際にボーナスマイルが付与されます。つまり最低1回は飛行機に乗る必要があります。
ANAカードは「継続ボーナス」として、カードの年会費を支払って更新するだけでボーナスマイルがもらえます。まったく飛行機に乗らない年でも1,000マイル(一般カード)〜10,000マイル(プレミアム)が自動的に付与されるのは大きなメリットです。
JALカードの搭乗ボーナスは年1回搭乗が条件のため、育児や転勤などで飛行機を利用しない年があるとボーナスマイルを取り逃してしまいます。飛行機に乗る頻度が不安定な方は、継続ボーナスが自動付与されるANAカードのほうが安定してマイルを貯められます。
アライアンス(提携航空会社)でのマイル加算
JALはワンワールド、ANAはスターアライアンスに加盟しています。どちらのアライアンスも世界中の航空会社と提携しており、提携便の搭乗でもマイルが加算されます。
スターアライアンスは加盟航空会社数が世界最多(26社以上)で、行ける都市のネットワークが広いのが強み。一方、ワンワールドはブリティッシュ・エアウェイズやキャセイパシフィック航空などサービス品質の高い航空会社が多く、特にヨーロッパ・アジア路線に強い印象です。
あなたがよく利用する航空会社がどちらのアライアンスに属するかも、カード選びの重要な判断材料になります。
年間利用額別シミュレーション──具体的にどれだけ貯まる?
ここからは、実際に年間利用額別にマイルがいくら貯まるかをシミュレーションしてみましょう。条件を揃えるため、マイル還元率1.0%のオプション加入済み(JAL:ショッピングマイル・プレミアム、ANA:10マイルコース)で計算します。
シミュレーション条件
- カードグレード:一般カード(マイル還元率1.0%オプション加入済み)
- 年会費+オプション費:JAL 7,150円 / ANA 7,700円
- フライト:東京⇔大阪(片道280マイル)を年4回往復(=8フライト)と仮定
- 特約店利用:月1万円分(JAL特約店 or ANAマイルプラス加盟店)
年間利用額100万円のケース
■ JALカード
- ショッピングマイル:100万円 × 1.0% = 10,000マイル
- 特約店ボーナス:12万円 × 1.0%(追加分)= 1,200マイル
- フライトマイル:280マイル × 8回 = 2,240マイル
- フライトボーナス(+10%):224マイル
- 初回搭乗ボーナス:1,000マイル
- 合計:約14,664マイル
■ ANAカード
- ショッピングマイル:100万円 × 1.0% = 10,000マイル
- マイルプラス加盟店ボーナス:12万円 × 0.5〜1.0%(追加分)= 約600〜1,200マイル
- フライトマイル:280マイル × 8回 = 2,240マイル
- フライトボーナス(+10%):224マイル
- 継続ボーナス:1,000マイル
- 合計:約14,064〜14,664マイル
年間100万円の利用では、両カードの差はほぼ横並びです。JALカードのほうが特約店の追加マイル率が安定して高いぶん、わずかに有利になるケースが多くなります。
年間200万円のケース
年間200万円利用の場合、ショッピングマイルだけで20,000マイルに達します。フライトや特約店を加味すると、JALカードで約25,000〜26,000マイル、ANAカードで約24,000〜26,000マイルとなり、ここでも大きな差はつきません。
ただし、ゴールドカードに切り替えた場合は話が変わります。ゴールドカードなら追加オプション費用なしで1.0%還元が標準装備のうえ、フライトボーナスも+25%にアップ。年間200万円以上を使う方は、実質コスト面でもゴールドカードのほうが有利になる損益分岐点を超えます。
年間50万円以下──ライトユーザーの場合
年間50万円未満の利用で、かつ飛行機にほとんど乗らないという方は注意が必要です。マイル還元率UPオプション(年間約5,000円)を加えた実質年会費を回収するためには、最低でも年間50万円程度の決済が必要です。
それ以下の利用額の場合は、オプションに加入せず基本還元率0.5%で運用するか、あるいは年会費無料の高還元カード(楽天カードなど)で貯めたポイントをマイルに交換するルートも検討の価値があります。
JALショッピングマイル・プレミアム(4,950円/年)の場合、追加で得られるマイルはカード利用額の+0.5%分です。4,950円の元を取るには年間約50万円の決済(=2,500マイル増)が目安。ANAの10マイルコース(5,500円/年)も同様です。利用額が少ない方は、オプション未加入のまま使うほうが結果的にお得になるケースがあります。
ちなみに、マイルを貯めて念願の旅行が決まったら、荷物の準備も大切です。機内持ち込みサイズの機内持ち込みスーツケース(軽量)なら、LCCの厳しいサイズ制限にも対応でき、特典航空券で身軽に旅立てます。
マイルの使いやすさで比較──特典航空券の取りやすさ
マイルは「貯める」だけでなく「使う」段階にこそ真価が問われます。せっかく数万マイル貯めても、希望の日程で特典航空券が取れなければ意味がありません。
必要マイル数の比較(国内線)
2026年現在、JAL・ANAともに国内線特典航空券の必要マイル数は路線・時期によって変動するシステムを採用しています。
JALは2023年に導入した「特典航空券PLUS」により、繁忙期には基本マイル数を超える追加マイルが必要になる場合があります。一方で、閑散期にはディスカウントマイルとして通常より少ないマイル数で搭乗できるチャンスもあります。
ANAも同様に「トクたびマイル」というお得なキャンペーンを不定期で実施しており、片道3,000マイル〜で国内線に搭乗できることがあります。通常期の必要マイルはJALとほぼ同水準ですが、このトクたびマイルの存在がANAの大きな強みです。
必要マイル数の比較(国際線)
国際線では路線や予約クラスによって必要マイル数が大きく異なります。一例として、東京⇔ホノルル(エコノミー往復)を見てみましょう。
- JAL:通常期 40,000マイル(繁忙期は増額あり)
- ANA:レギュラーシーズン 40,000マイル(ローシーズン 35,000マイル)
ANAのほうがローシーズン設定で少ないマイル数で行ける場合がある一方、JALはワンワールド提携便を使った多彩なルーティングが可能。どちらが有利かは行き先と時期次第です。
予約の取りやすさ(座席数)
特典航空券の「取りやすさ」は、各便に設定される特典枠(座席数)に依存します。一般的にJALのほうが特典航空券の座席開放数が多いと言われており、特に国内線での予約の取りやすさには定評があります。
ANAは利用者数が多く特典航空券の競争率が高い傾向がありますが、330日前から予約できるため、早めの計画が取れる方は問題ありません。
マイルの真の価値は、使い方によって大きく変わります。国内線エコノミーに使う場合は1マイル=約2円相当ですが、国際線ビジネスクラスに使うと1マイル=5〜10円以上の価値になることも。マイルは「高い航空券ほどお得に使える」のが基本原則です。貯めたマイルの使い道を見据えてカードを選ぶことが、最終的な満足度を大きく左右します。
マイルの有効期限と延長テクニック
JALマイル・ANAマイルともに基本の有効期限は36か月(3年間)です。ただし、以下の方法で実質的に延長が可能です。
JALの場合:
- JMBダイヤモンド・JGCプレミア会員は有効期限が無期限に
- e JALポイントへの交換(有効期限が1年延長、以降追加交換で再延長可能)
ANAの場合:
- ANAダイヤモンドサービス会員は有効期限が無期限に
- ANA SKYコインへの交換(有効期限が交換月から12か月)
- ANAのマイルを提携ポイントに一時避難させるテクニックもあり
ライフスタイル別おすすめ──あなたに合うのはどっち?
ここまでの比較を踏まえ、ライフスタイル別にどちらのカードがおすすめかを整理します。
出張や旅行でよく飛行機に乗る人 → JALカードがやや有利
年間10回以上フライトする方は、JALカードの特典航空券の取りやすさが大きなアドバンテージになります。特にJAL国内線を頻繁に利用する場合、座席開放数の多さは予約ストレスを大幅に軽減してくれます。
加えて、JALカードの特約店はイオンやファミリーマートなど日常利用の店舗が充実しており、フライトマイルと合わせて効率的にマイルを積み上げられます。
飛行機に乗る機会は少ないが、日常決済でマイルを貯めたい人 → ANAカードがおすすめ
飛行機に乗らない年でも継続ボーナスが自動付与されるANAカードは、陸マイラー(地上でマイルを貯める人)に向いています。また、楽天ポイントやTポイントなど他社ポイントからANAマイルへの交換ルートが豊富なのもANAの強みです。
特に「ポイントサイト → 各種ポイント → ANAマイル」のいわゆるポイント錬金術は、ANAマイルのほうが交換ルートが充実しており、還元率も高いルートが存在します。
家族でマイルを合算したい人 → JALカードが便利
JALカード家族プログラムでは、家族のマイルを合算して特典航空券に交換できます。ANAにもANAカードファミリーマイルがありますが、合算できるカードの組み合わせに一部制限があります。家族旅行のために効率よくマイルを集約したい場合は、JALのほうが柔軟性が高いと言えるでしょう。
海外渡航が多く、さまざまな航空会社を使う人 → ANAカード(スターアライアンス)
世界最大の航空連合であるスターアライアンスは、加盟航空会社数と就航都市数でワンワールドを上回ります。多くの国・地域を飛び回るビジネスパーソンや旅行好きには、ANAマイルを貯めてスターアライアンス便で使う戦略が効率的です。
長距離フライトが多い方は、機内の快適さにもこだわりたいところ。ノイズキャンセリングヘッドホンがあれば、エンジン音を遮断して映画鑑賞や睡眠の質が格段にアップします。マイルで獲得した特典航空券の旅をさらに快適にするアイテムとして、ぜひ検討してみてください。
JALカード・ANAカードそれぞれの「隠れたメリット」
カタログスペックだけでは見えてこない、それぞれの隠れたメリットにも注目しましょう。
JALカードの隠れメリット
1. JALタッチ&ゴーの便利さ
JALカードがあれば、空港のチェックインカウンターに並ぶことなく、保安検査場に直接進めます。ICチップを搭乗口にタッチするだけでOK。出張や弾丸旅行で時間を無駄にしたくない方に最適です。
2. 機内販売割引
JAL国内線・国際線の機内販売商品が10%割引になります。お土産の購入に地味にうれしい特典です。
3. JALパックツアー割引
JALカード会員はJALパックの国内・海外ツアーが最大5%割引になります。パッケージツアーをよく利用する方には見逃せない特典です。
ANAカードの隠れメリット
1. SKiPサービス
ANAカードでも同様に、空港でのスキップ搭乗(SKiPサービス)が利用可能。チケットレスで保安検査場を通過できます。
2. ANAショッピング A-style割引
ANA公式のオンラインショッピング「A-style」で5〜10%割引+マイル加算の特典があります。ANA限定グッズや旅行用品がお得に手に入ります。
3. ポイント交換ルートの充実
前述のとおり、ANAマイルへの交換ルートはJALマイルに比べて豊富です。クレジットカードのポイント、ポイントサイト、各種共通ポイントなど、多方面からマイルを集約できるのはANAならではの強みです。
4. SFC(スーパーフライヤーズカード)の魅力
ANAの上級会員資格を「カード保有」で半永久的に維持できるSFC(スーパーフライヤーズカード)は、一度取得すると年会費を払い続ける限りスターアライアンスゴールドステータスが付帯。ラウンジ利用や優先搭乗などの特典を生涯にわたって享受できます。JALにもJGC(JALグローバルクラブ)という同様の制度がありますが、SFCのほうが取得のためのハードルがやや低いと言われています。
SFC・JGCの取得条件は各航空会社が随時見直しを行っています。2026年時点の最新条件は必ず各社の公式サイトで確認してください。条件変更により取得難易度が上下することがあるため、「取りたい」と思ったタイミングで早めに行動するのがおすすめです。
よくある質問(FAQ)
Q1. JALカードとANAカードの両方を持つことはできますか?
A. はい、可能です。両カードを併用している方も多く、JALに乗るときはJALカード、ANAに乗るときはANAカードと使い分けることで、それぞれのマイルを効率よく貯められます。ただし、年会費が二重にかかるため、利用頻度が低い場合はどちらかに集約したほうがマイルの「貯まりやすさ」は上がります。マイルは分散させず集中させるのが鉄則です。
Q2. 陸マイラーにはどちらが向いていますか?
A. 一般的にはANAカードが有利です。ANAマイルへのポイント交換ルートが豊富で、ポイントサイト活用による大量マイル獲得がしやすい環境が整っています。ただし、2026年現在はJALマイルへの交換ルートも拡充されてきており、以前ほどの差は縮まっています。普段使いの店舗が特約店に含まれるかどうかも合わせて判断しましょう。
Q3. マイルの有効期限が切れそうなときの対処法は?
A. 以下の方法で実質延長できます。
- JAL:e JALポイントに交換(1マイル=1円相当、有効期限延長)、WAON交換、Amazonギフト券交換など
- ANA:ANA SKYコインに交換(1マイル=1〜1.7円相当)、提携ポイント交換など
特典航空券に交換するのが最も価値が高いですが、有効期限が迫っている場合は上記の方法で無駄にしないようにしましょう。
Q4. 学生でもマイルカードを持つメリットはありますか?
A. 大いにあります。JALカードnavi(学生専用)は年会費無料で在学中はマイル有効期限が無期限になるという驚異的な特典があります。ANAカード(学生用)も年会費無料でマイル還元率の優遇があり、どちらも学生のうちに作っておくメリットは大きいです。特にJALカードnaviは、通常の半分以下のマイル数で特典航空券が取れる「減額マイルキャンペーン」が魅力的です。
Q5. マイルを貯めるなら年会費の高いゴールドカードにすべきですか?
A. 年間決済額100万円以上、かつ年数回飛行機に乗る方はゴールドカードが有利です。ゴールドカードならマイル還元率1.0%が標準装備のため、一般カード+オプション加入の合計年会費と比較しても実質コスト差は1万円程度。フライトボーナス+25%、空港ラウンジ、高額な旅行保険などの付帯特典を考慮すると、年間100万円以上の決済がある方はゴールドのほうがトータルでお得になります。
Q6. JALとANA以外のマイルカードも検討すべきですか?
A. 目的によっては検討の価値ありです。デルタ航空のスカイマイル提携カードやマリオットボンヴォイ・アメックスのように、マイル交換先が多いカードもあります。ただし、国内線利用がメインならJALかANAのどちらかに絞るのが最も効率的です。
まとめ──JALカード vs ANAカード、あなたの最適解はこれだ
ここまでの比較を総まとめします。
JALカードが向いている人
- ✅ JAL便に年1回以上搭乗する人
- ✅ 特典航空券の取りやすさを重視する人
- ✅ イオン・ファミリーマート・ENEOSなどJAL特約店をよく使う人
- ✅ 家族でマイルを合算して旅行したい人
- ✅ ワンワールド加盟航空会社をよく利用する人
- ✅ 学生(JALカードnaviの特典が圧倒的)
ANAカードが向いている人
- ✅ 飛行機に乗らない年でもマイルを貯め続けたい人(継続ボーナス)
- ✅ ポイントサイトや他社ポイントからのマイル交換を活用したい陸マイラー
- ✅ セブン-イレブン・スターバックスなどANAマイルプラス加盟店をよく使う人
- ✅ スターアライアンス加盟航空会社をよく利用する人
- ✅ SFC(スーパーフライヤーズカード)取得を目指す人
- ✅ トクたびマイルで格安国内旅行を楽しみたい人
2026年現在、JALカードとANAカードのマイル還元率に大きな差はありません。最終的な決め手は、①あなたがよく使う航空会社、②普段の買い物先が特約店に含まれるか、③マイルの使い方(特典航空券の取りやすさ、アライアンスの路線網)の3点です。迷ったら「自分が直近1年間で利用した航空会社」と「よく行くお店」をリストアップしてみてください。答えは自然と見えてくるはずです。
おすすめ関連商品──マイル旅行をもっと快適に
マイルを貯めて特典航空券を手に入れたら、次は旅の準備です。以下は、マイル旅行をさらに快適にしてくれるアイテムをセレクトしました。
1. 機内持ち込みスーツケース(軽量)
特典航空券の旅は身軽が一番。機内持ち込みスーツケース(軽量)なら、LCCでも追加料金なしで持ち込み可能。マイルで取った特典航空券+機内持ち込みのみで行く弾丸旅行は最高にコスパが良いです。
2. 海外旅行用変換プラグ
マイルで行く海外旅行の必需品。海外旅行用変換プラグは、USB端子付きの全世界対応モデルがおすすめ。スマホやモバイルバッテリーの充電もこれ1つでOKです。
3. ノイズキャンセリングヘッドホン
長距離フライトの快適度を劇的に変えるノイズキャンセリングヘッドホン。マイルでビジネスクラスの特典航空券を取れたときも、エコノミーのときも、このアイテムがあるだけで旅の満足度が段違いです。
4. トラベルネックピロー
エコノミーシートでも快眠を実現するトラベルネックピロー。低反発素材で首をしっかり支えてくれるタイプなら、到着後のコンディションが全然違います。マイルで行く旅行だからこそ、快適グッズへの投資は惜しまずに。
さあ、あなたに合ったマイルカードで旅を始めよう
JALカードとANAカード──どちらも日本が誇る素晴らしい航空系クレジットカードです。この記事で解説したとおり、マイル還元率や年会費の「スペック差」は実はわずか。本当に大切なのは、あなたのライフスタイルに合った1枚を選び、日々の支払いを着実にマイルに変えていくことです。
1日も早くカードを作り、日常の決済をマイルに変えることが、特典航空券への最短ルート。「いつか行きたい」を「次の休みに行ける」に変えるために、今日この瞬間から行動を始めましょう。
迷っている方は、まずは以下のステップで動き出してみてください。
- 直近1年間のフライト履歴を確認(JALとANAどちらが多かったか)
- よく行くお店がどちらの特約店に含まれるかチェック
- 年間のカード決済額を見積もり、一般カードかゴールドカードかを判断
- 公式サイトで最新のキャンペーンを確認し、入会ボーナスが多い時期に申し込む
あなたの次の旅が、マイルで叶う最高の体験になることを願っています。