スターアライアンスのマイルを賢く貯める方法と特典活用術【2026年版】
スターアライアンスは世界最大規模の航空連合で、ANAを含む26の航空会社が加盟しています。加盟航空会社のフライトで貯めたマイルを相互利用できるため、旅行好きにとって非常に魅力的な仕組みです。
しかし「スターアライアンスのマイルをどう貯めればいいの?」「ANAマイルとの関係は?」と疑問を持つ方も多いでしょう。この記事では、クレジットカードを活用したマイルの効率的な貯め方から、特典航空券の賢い使い方まで徹底的に解説します。
スターアライアンスとは?ANAマイルとの関係を理解しよう
スターアライアンスは1997年に設立された世界最大の航空連合です。主な加盟航空会社には以下があります。
- ANA(全日本空輸)
- ユナイテッド航空
- ルフトハンザ航空
- シンガポール航空
- タイ国際航空
- エバー航空
- エチオピア航空 など全26社(2026年現在)
ANAマイルがスターアライアンスの「基軸通貨」
日本在住者にとってスターアライアンスのマイルを貯める最も効率的な方法は、ANAマイレージクラブ(AMC)を活用することです。ANA便はもちろん、スターアライアンス加盟の他社便を利用した際もANAマイルとして積算が可能です。
例えば、シンガポール航空のビジネスクラスで東京〜シンガポールを往復した場合、ANAマイレージクラブに約8,000〜12,000マイルが積算されます(運賃クラスによって異なります)。
【基本】フライトでスターアライアンスのマイルを貯める方法
搭乗マイルの計算方法
スターアライアンス加盟便に搭乗した際のANAマイル積算率は、航空会社・運賃クラス・搭乗距離の3つで決まります。
| 運賃クラス | ANA便積算率 | 他社便積算率の目安 |
|---|---|---|
| ファーストクラス | 150% | 100〜150% |
| ビジネスクラス | 125% | 50〜100% |
| エコノミー(高運賃) | 100% | 50〜70% |
| エコノミー(割引運賃) | 30〜70% | 25〜50% |
割引運賃のエコノミークラスは積算率が下がるため、クレジットカードとの併用でマイルを効率よく上乗せすることが重要です。
【最重要】クレジットカードでANAマイルを効率的に貯める方法
フライトだけでマイルを貯めるのには限界があります。日常の買い物でもマイルが貯まるクレジットカードを活用することで、積算スピードが大幅にアップします。
ANAカード(ANA一般カード)
ANAマイルを最も効率的に貯めるなら、まずANAカードを検討しましょう。
- 年会費: 2,200円(税込)※提携カードによって異なる
- マイル還元率: 1,000円につき10マイル(基本1.0%相当)
- 入会・継続ボーナス: 毎年1,000マイルプレゼント
- ANA便搭乗ボーナス: フライトマイルの10%を追加付与
- 特典: ANA SKY コイン交換やANA航空券の購入でボーナスマイル
ANAカードはフライトボーナスと日常利用のマイルを同時に貯められるため、スターアライアンスヘビーユーザーには必須の1枚です。
アメックス・ゴールドカード(ANAマイル移行ルートとして優秀)
アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードは、貯めたポイントをANAマイルに高レートで移行できる点が大きな魅力です。
- 年会費: 36,300円(税込)
- ポイント還元率: 100円につき1ポイント
- ANAマイル移行レート: 1,000ポイント → 1,000マイル(移行手数料:年間5,500円)
- 移行上限: 上限なし(無制限)
- その他特典: 国内外の空港ラウンジ無料、旅行傷害保険(最高1億円)
ポイントの移行上限がないため、大量にマイルを貯めたいパワーユーザーに特に向いています。年会費は高めですが、ラウンジや保険などのサービスを活用すれば十分元が取れます。
ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカードも、ANAマイルへの移行ルートとして非常に優秀なカードの一つです。
- 年会費: 24,200円(税込)
- ポイント還元率: 100円につき1ポイント
- ANAマイル移行レート: 1,500ポイント → 1,000マイル(実質0.67%)
- 特典: グルメや旅行特典が充実、空港ラウンジ利用可
旅行やグルメの特典を重視しつつ、ANAマイルも貯めたい方に向いています。
マイルの移行・交換を最大化するテクニック
ポイント移行プログラムを活用する
クレジットカードのポイントをANAマイルに移行する際は、以下の点を押さえておきましょう。
- 移行タイミング: マイルの有効期限(ANAマイルは積算から3年間)を確認し、失効前に移行する
- 移行単位: 多くのカードで500ポイント単位や1,000ポイント単位で移行するため、端数が生じないよう計画的に貯める
- キャンペーン活用: 移行ボーナスキャンペーン(例:期間中に移行するとマイルが10%増量)を見逃さない
ANAマイルを貯める最強の組み合わせ
| 目的 | おすすめカード |
|---|---|
| ANAマイルを直接貯める | ANAカード |
| 高額利用・無制限移行 | アメックス・ゴールド |
| グルメ・旅行特典も欲しい | ダイナースクラブカード |
スターアライアンスのマイルを使った特典航空券の活用術
貯めたANAマイルは、スターアライアンス加盟航空会社の特典航空券(パートナー特典航空券)にも交換できます。これがスターアライアンスのマイル活用の最大の魅力です。
パートナー特典航空券の必要マイル数(2026年現在)
以下はANAマイルをスターアライアンス加盟他社便に使用した場合の必要マイル数の目安です。
| 区間 | エコノミー(往復) | ビジネス(往復) |
|---|---|---|
| 日本〜ハワイ | 40,000マイル | 75,000マイル |
| 日本〜ヨーロッパ | 55,000マイル | 100,000マイル |
| 日本〜北米 | 55,000マイル | 100,000マイル |
| 日本〜東南アジア | 35,000マイル | 60,000マイル |
※必要マイル数はシーズンや路線によって変動します。ANAマイレージクラブ公式サイトで最新情報を確認してください。
特典航空券をお得に使う3つのポイント
① ビジネスクラスへの交換が最もお得
エコノミーの現金価格と必要マイル数を比較すると、ビジネスクラスやファーストクラスへの交換が最も還元率が高くなります。例えば、日本〜ヨーロッパのビジネスクラスは現金では往復40万〜80万円することもありますが、マイル交換なら100,000マイルで済みます。
② 燃油サーチャージに注意
特典航空券でもANA便以外(スターアライアンス他社便)では燃油サーチャージが発生する場合があります。2026年現在、長距離路線では数万円かかることもあるため、事前に必ず確認しましょう。
③ 予約は早めに(355日前から)
ANAの特典航空券は、搭乗日の355日前から予約受付が開始されます。人気路線や繁忙期はすぐに埋まるため、旅行計画は早めに立てることが重要です。
スターアライアンス・ゴールドステータスを目指す
ステータス取得でラウンジ・優先サービスが使える
スターアライアンスには共通ステータスとしてスターアライアンス・シルバーとスターアライアンス・ゴールドがあります。
ANAのプラチナ/ダイヤモンド会員がスターアライアンス・ゴールドに認定されると、以下のサービスが加盟全社で利用できます。
- ビジネスクラス・ラウンジ利用: エコノミー搭乗時でも利用可能
- 優先チェックイン・優先搭乗
- 受託手荷物の優遇(エコノミーでも追加無料)
- 座席アップグレードの優先
ANAプラチナ会員になるには、1月〜12月のANA便・スターアライアンス便搭乗で50,000プレミアムポイント以上の獲得が必要です。年間を通じて計画的にフライトを組むことが求められます。
よくある質問(FAQ)
Q. スターアライアンスのマイルとANAマイルは別物?
A. 「スターアライアンスのマイル」という独立したマイルは存在しません。スターアライアンスはあくまで航空連合の名称であり、マイルはANA・ユナイテッド航空・ルフトハンザなど各加盟航空会社のマイレージプログラムにそれぞれ積算されます。日本ではANAマイレージクラブを主軸として活用するのが最もお得です。
Q. ANAマイルの有効期限はいつまで?
A. ANAマイルは最後の積算日から3年間が有効期限です。クレジットカードの利用や搭乗で定期的にマイルを積算していれば、有効期限が延長されていきます。
Q. マイルはいくら貯まったら使うべき?
A. 一般的には30,000マイル以上貯まったタイミングで特典航空券への交換を検討するのがおすすめです。少額のポイントだとお得感が薄いため、まとまった数のマイルを目標に貯めましょう。
まとめ:スターアライアンスのマイルを最大活用するためのロードマップ
2026年現在、スターアライアンスのマイルを最大限活用するためには以下の流れが最も効果的です。
- ANAマイレージクラブに登録する
- ANAカードまたはアメックス・ゴールドを発行して日常の買い物でマイルを積み上げる
- スターアライアンス加盟便のフライトでさらにマイルを上乗せする
- 貯まったマイルはビジネスクラス特典航空券への交換で最大化する
- 年間フライト実績を積んでスターアライアンス・ゴールドステータスを目指す
まずは日常の買い物からマイルを貯め始めることが第一歩。ANAカードは年会費2,200円と手頃でありながら、フライトボーナスと日常利用マイルの両方を効率よく貯められるスターアライアンス活用の入門として最適な1枚です。